相良宏

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「わが坐るベッドを撫づる長き指告げ給ふ勿れ過ぎにしことは(相良宏)」
「涙して結核患者わが恋ふる平和なる国の平和なる科学
(1955年30才の時、結核で死去)」

万葉集2-#0091 ～#0092

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「このときは近江でなくて難波にて読める歌らし大島の嶺は
(近江の大津の宮に天の下知ろしめしし天皇の御代、天皇の鏡女王に
　賜へる御歌一首)」
「妹があたり継ぎても見むに大和なる大島の嶺ネに家居らましを(天智#2-0091)」
「君の家ずっと続けて見たいのに大島岳に家あらましを()」
「大島の嶺は西なり信貴山のつまり天智は難波にいたり()」
「秋山の樹の下隠り行く水の吾こそ勝さらめ思ほさむよは
(鏡女王の和コタへ奉れる歌一首#2-0092)」　
「ひっそりとあなたを思うこの気持ちきっとまさるはあなた様より()」
「この歌の鏡王は近江なる小篠原なる山が由来だ(鏡山の山麓の豪族なり)」