そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

桜満開

2009年04月12日 | 日めくり帖
4/12
「犬つれて朝の散歩で桜見る家の近くの桜並木を()」
「上向いて歩けと犬を誘えれど臭いにばかり関心を寄す
(下向いて臭いを嗅ぐのに忙がしい()」
「いかほどの力で落ちるか測れれば微かな力で抗いいたる()」
「桜木で作れる家具のいにしえに咲かせし花に思いを寄せる
(桜で家具を創っている知り合いを思い出して)」
「いかならん廃墟となりし学舎でわれら迎えし花の一群()」
「小平の庭に咲きたる桜葉も空より見たる雲に似てたり()」
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万葉集#2-0150

2009年04月12日 |  / 万葉集
4/12
「この女歌からすればそれほどに洗練されずしかし優しい
(天皇の崩御せる時、婦人がよめる歌一首 姓氏ハ詳ラカナラズ)」
「うつせみし 神に勝へねば 離り居て 朝嘆く君 放れ居て
わが恋ふる君 玉ならば 手に巻き持ちて 衣ならば 脱く時もなく
わが恋ひむ 君そ昨キソの夜 夢に見えつる(#2-0150)」
「片時も離れたくないあなたゆえ君は昨夜の夢に出くる()」
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万葉集#2-0148 ~0149

2009年04月12日 |  / 万葉集
4/11
「倭なる大后とは誰のこと二人は別居していたのかな
(天皇の崩御せる時、倭大后のよみませる御歌二首)」
「青旗の木旗の上を通ふとは目には見ゆれど直に逢はぬかも(#2-0148)」
「青々としたる樹の上魂が通うはみえど現身はなし
(ある距離を漂ってこちらに来る感じ)」
「人はよし思ひ止むとも玉蘰タマカズラ影に見えつつ忘らえぬかも(#2-0149)」
「人はいざ忘れようとも髪飾り影に日向に忘れ得ぬかも()」
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