そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#2-0162

2009年04月16日 |  / 万葉集
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「天武逝き八年後の仏会にて魂をよびだし夢で逢瀬を
(天皇ノ崩シシ後、八年九月九日御斎会奉為レル夜、
夢裏ニ習ミ賜ヘル御歌一首)」
「明日香の 清御原の宮に 天の下 知ろしめしし やすみしし
我が大王 高光る 日の皇子いかさまに 思ほしめせか 神風の
伊勢の国は 沖つ藻も 靡かふ波に 潮気のみ 香れる国に 味凝
あやにともしき 高光る 日の御子(#2-0162)」
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万葉集#2-0163 ~0164

2009年04月16日 |  / 万葉集
「持統期に藤原京を造都する明日香を棄てる理由ありしか
(藤原の宮に天の下知ろしめしし天皇の代)」
「この持統天武の意志を引き継げる推し量れるに天地を支配
(和名は高天原広野姫天皇という)」
「古本に譲位をされて自らは太上天皇なりしが載れる
(輕太子が大ききなるまで待って譲位した)」
「この歌がここにあるのは明らかに大津と持統の闇を示唆する
(大津皇子の薨しし後、大来皇女の伊勢の斎宮より上京りたまへる時、
よみませる御歌二首)」
「神風の伊勢の国にもあらましを何しか来けむ君も在さなくに(#2-0163)」
「都へと帰り来たれど弟背なくそのまま伊勢にいればよかった()」
「見まく欲りわがする君もあらなくになにしか来けむ馬疲るるに(#2-0164)」
「会いたいと思うあなたもいないのに何故きたるのか馬疲れるに()」
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