そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#2-0204 ~0206

2009年04月25日 |  / 万葉集
4/25
「置始オキソメの東人とはどんな人弓削皇子との関係いかに
(弓削皇子の薨せる時、置始東人がよめる歌一首、また短歌)」
「やすみしし我が王高光る日の皇子久かたの天つ宮に神ながら神と座せば
そこをしもあやに畏み昼はも日のことごと夜はも夜のことごと臥し
居嘆けど飽き足らぬかも(#2-0204)」
「東人歌えど力人麿に遠く及ばず凡庸なりき()」
「王は神にしませば天雲の五百重が下に隠りたまひぬ(反歌一首#2-0205)」
「弓削の皇子神にしませば天雲の遠き彼方にお隠れになる()」
「さざなみの志賀さざれ波しくしくに常にと君が思ほえたりける
(短歌一首 #2-0206)」
「さざなみが岸辺に寄せるしきりなくあなたを慕い通いたるのに()」
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万葉集#2-0203

2009年04月25日 |  / 万葉集
4/24
「文武から元明になる頃なりき何がありてか人麿が死す
(寧樂の宮に天の下知ろしめしし天皇の代)」
「武蔵より和銅贈られ改元しベタであるけど和銅と称す
(和銅元年708年6月25日歳次戊申、但馬皇女の薨へる後、穂積皇子の
冬日雪落御墓を遥望けて、悲傷流涕よみませる御歌一首)」
「降る雪は深アハにな降りそ吉隠ヨナバリの猪養ヌカヒの岡の寒からまくに
(#2-0203)」
「降る雪よ深く積もるな吉隠ヨナバリの猪養ヌカヒの岡の但馬冷えしか()」
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