そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#2-0178 ~0181

2009年04月20日 |  / 万葉集
4/20
「08み立たしし島を見る時にはたづみ流るる涙止めぞかねつる(#2-0178)」
「中島に立ちし皇子を思いだし溢れる涙止めようもなし()」
「09橘の島の宮には飽かねかも佐太の岡辺に侍宿トノイしに往く(#2-0179)」
「殯の地宮だけでなく佐田の岡まで侍宿トノイしにいく
(この思いいかなる故に起こるのか深く掘り下げ必要かしら)」
「10み立たしし島をも家と栖む鳥も荒びな行きそ年替るまで(#2-0180)」
「親しんで島を住みかとした鳥も見捨てず居てよ年変わるまで()」
「11み立たしし島の荒礒を今見れば生ひざりし草生ひにけるかも(#2-0181)」
「皇子が立つ島の荒磯いまみれば生えずいた草生えてきたるか()」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

万葉集#2-0174 ~0177

2009年04月20日 |  / 万葉集
4/20
「04よそに見し真弓の岡も君ませば常つ御門ととのゐするかも(#2-0174)」
「関わりがないと思えたこの宮も君がいませば警護もしたり()」
「05夢にだに見ざりしものをおほほしく宮出もするか佐檜の隈廻クマミを(#2-0175)」
「夢見にもなかったことでがっかりも今日も仕える佐檜の隈廻クマミに()」
「06天地と共に終へむと思ひつつ仕へ奉りし心違ひぬ(#2-0176)」
「07朝日照る佐太の岡辺に群れ居つつ吾等が泣く涙やむ時もなし(#2-0177)」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする