そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

息子の帰郷

2010年01月02日 | 日めくり帖
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「帰郷する子が帰りたり横浜に三泊四日の旅であったか()」
「格好を見ればいまだに学生と見えなくもなしわが惣領は()」
「背の高い息子と並ぶ母親はしぼむと見えし老いを見てとる()」
「まだ負けず棺桶に足かけようと経験だけはまだ及ぶまい(凛としていたい)」
「仲のいい兄妹なりしそれなりに口数多くしたう妹()」
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万葉集#6.0910-6.0912

2010年01月02日 |  / 万葉集
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「或る本はどんな本かはわからねどこちらの歌がよきかと思う
(或ル本ノ反シ歌ニ曰ク)」
「神柄か見が欲しからむみ吉野の滝の河内は見れど飽かぬかも(反歌1/3首 #6-0910)」
「神がかるせいか見たいと宮滝の河内は見れば飽きないものよ()」
「み吉野の秋津の川の万代に絶ゆることなくまた還り見む(反歌2/3首 #6-0911)」
「み吉野のいつも流れる秋津川また見たいもの還り来たりて()」
「泊瀬女ハツセメの造る木綿花み吉野の滝の水沫ミナワに咲きにけらずや
(反歌3/3首 #6-0912)」
「長谷の女ヒト作る木綿花み吉野の滝の水沫ミナワに咲けるようなり()」
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