そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集〈鳥2 〉#10.1823-10.1826

2011年04月09日 |  / 万葉集
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「朝戸出に来鳴く貌鳥カホトリ汝ナレだにも君に恋ふれや時終へず鳴く(#10.1823)」
「朝井戸に来て鳴くカッコウ君でさえ恋うのか始終来ては鳴きたり()」

「冬こもり春さり来らしあしひきの山にも野にも鴬鳴くも (#10.1824)」
「冬おわり春が来たならあしひきの山にも野にも鴬が鳴く()」

「むらさきの根延バふ横野の春野には君を懸けつつ鴬鳴くも (#10.1825)」
「根がはれる紫草の横野が春模様君を思うか鴬がなく()」

「春されば妻を求むと鴬の木末を伝ひ鳴きつつもとな(1826)」
「春になり妻を求むか鴬が梢を伝い鳴きながらいく()」
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