桜

4/10
「ペタンクの投げ位置決める円の中桜の花がひとひらありき()」
「桜の樹下に車を止めたれば花は散りたり車に模様()」
「桜花賞取るには取れど回収が元手におなじ配当なりし()」
「阪神の最終レース東北の支援を募るレースを開く(しっかり支援しました)」
「三・四年前には弁当持ちていく独り花見も最近はせず(気持ちの余裕がないのか)」

Ａ／ＡtoＺ

4/9
「愛という字は乱暴にでかく書くなるべく詩には見えないように(枡野)」
「雨を聞き万葉集を紐とけり明け方に入る風呂のぬくもり()」
「明けていく外で小鳥が泣きはじむ先ほどの雨今は止みしか()」
「愛すれば吐きし言葉は詩になりしそんな相手がいればいいのに()」