そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集〈鳥3 〉#10.1827-10.1831

2011年04月11日 |  / 万葉集
4/11
「春日なる羽がひの山よ佐保の内へ鳴き行くなるは誰タレ呼子鳥 (#10.1827)」
「春日なる羽がひの山を佐保の方鳴いていくのは誰呼子鳥()」

「答へぬにな呼び響トヨめそ呼子鳥佐保の山辺を上り下りに (#10.1828)」
「答えぬに呼び鳴かないで呼子鳥佐保の山辺を登り降りしつ()」

「梓弓春山近く家居ヲらし継ぎて聞くらむ鴬の声(#10.1829)」
「梓弓春山近く家に居りゃ次から次に聞かん鴬()」

「打ち靡く春さり来れば小竹シヌの群メに尾羽ヲ打ち触りて鴬鳴くも(#10.1830)」
「霞たる春が来たなら小竹の枝ガサガサ言わせ鴬が鳴く()」

「朝霧にしぬぬに濡れて呼子鳥三船の山よ鳴き渡る見ゆ (#10.1831)」
「朝霧にしっとり濡れて呼子鳥三船の山に鳴きわたる見え()」
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