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「朝起きりゃ風吹き雨が吹き付けるめげずに早く出勤したり()」
「読売と朝日の二紙を買い求め歌壇俳壇チェックをしたり()」
「昼頃にいったん事務所に帰ってはカードリーダ修理に出せる()」
「先週の研修会の整理する参加者名簿メールで送る()」
「屋上のポンプ修繕明日すると業者いいくる工程を出す()」
「なんとなく過ぎ行く時間に色気なく冬のせいかな乾燥したり()」
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「そういえばロンリー隼人は元気かな最近短歌投稿がなし()」
「郷さんに贈られし種より花が咲きその色深まる静かな夕暮れ(古田パーキンス和子)」
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「かにかくに物は思はじ朝露の我が身ひとつは君がまにまに(#11.2691)」
「このようにものは思わぬ朝露がわたしのことはお気に召すまま()」
「夕凝(ゆふこり)の霜置きにけり朝戸出に跡踏みつけて人に知らゆな(#11.2692)」
「夜冷えて霜が降りたる朝戸出に足跡わかる人に知られぬな()」
「かくばかり恋ひつつあらずは朝に日に妹が踏むらむ土ならましを(#11.2693)」
「このように恋してなければ朝に日に妻が踏むだろ土であったら()」