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「淡路島門ト渡る船の楫間にも吾アレは忘れず家をしそ思ふ(歌十首 5/10 #17.3894)」
「淡路島海峡わたる楫の間の片時もなく家を思うよ()」
「玉はやす武庫の渡りに天伝ふ日の暮れ行けば家をしそ思ふ(歌十首 6/10 #17.3895)」
「玉砂利の武庫の渡りに天空の日が暮れいけば家を思えり()」
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「旅人になればそぞろの気になれり買わねばならぬ朝の駅弁(淡路屋の美味御膳を食べる)」
「但馬牛淡路の牛とあるけれど朝からきつく軽い食事を()」
「美味御膳12種類のバラエティーこだわり弁当日本の技か()」
「なだらかな山あいのなか緑なす水を張りたる田が横たわる(京都過ぎ名古屋に至る沿線のグリーンベルト)」
「印哲と渾名されたる人言いしグリーンベルトはおもしろきかと(北から南に延びた農地の作付けの段階がすこしづつ違うのが面白いと言っていた)」
「いま見てもわからぬ顔が多かりき浮かぶその顔皆若かりき()」
「待ち受けに髑髏ドクロを使う隣人はゲームに興ずマリオのような(マルボロのタバコを吸い、缶コーヒーはブラックだった)」