そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#19.4264-19.4265

2013年10月02日 |  / 万葉集

10/2

「福信を遣わし賜へる酒肴入唐使らに御歌とともに
(従四位上高麗朝臣福信に勅ミコトノリして、難波に遣はし、酒オホミキ肴サカナを入唐使藤原朝臣清河等に賜へる御歌オホミウタ一首、また、短歌)」

「霊的な大和は海や船底も地上と同じく神の加護あり(そらみつ大和の国は水の上ヘは地ツチゆくごとく船フナの上は床トコに居るごと大神の鎮イハへる国そ)」
「四つの船舳ヘ先並べて役目終え報告のとき美酒飲もう(四つの船船の舳ヘ並べ平らけく早渡り来て返り言奏マヲさむ日に相飲まむ酒キそこの豊御酒トヨミキは)」

「そらみつ 大和の国は 水の上ヘは 地ツチゆくごとく 船フナの上は 床トコに居るごと 大神の 鎮イハへる国そ 四つの船 船の舳ヘ並べ 平らけく 早渡り来て 返り言 奏マヲさむ日に 相飲まむ酒キそ この豊御酒トヨミキは(#19.4264)」

「四つの船早帰り来コと白紙シラガ付け朕アが裳の裾に鎮イハひて待たむ(反し歌一首 #19.4265 右、勅使ヲ発遣シ、マタ酒ヲ賜フ楽宴ウタゲノ日月、未ダ詳審ツマビラカニスルコトヲ得ズ。)」
「四つの船はよ帰り来て白髪つけ朕の裳裾に鎮イハひて待たん()」

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