そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20.4304-20.4305

2013年10月21日 |  / 万葉集

10/21

「山吹の花の盛りにかくのごと君を見まくは千年にもがも (#20.4304)」
「山吹の花の盛りにこのように主君見れるは千年の愉楽よ()」

「橘諸兄が乳母の宅で宴した時につくるが公開はせず(同じ月の二十五日、左大臣橘の卿、山田御母ミオモの宅に宴したまへる歌一首 右の一首は、少納言大伴宿禰家持、時の花を囑ミてよめる。但し未だ出イダさざりし間ホド、大臣宴を罷ヤめたまへるによりて、詠み挙げせざりき。)」

「木コの暗クレのしげき峯ヲの上をほととぎす鳴きて越ゆなり今し来らしも(霍公鳥を詠ヨめる歌一首 #20.4305 右の一首は、四月、大伴宿禰家持がよめる。)」
「木コの陰が暗い峯ヲの上をほととぎす鳴いて越えるよもうすぐくるかな()」

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まほろば塾参加( 薬師寺再訪)

2013年10月21日 | 日めくり帖


10/21
「薬師寺の雨砂利を踏み勧進所へ法話聞くため伽藍を急ぐ(十一時、大谷徹奘執事長は全国を飛び回っているのでめったに法話は聞けないらしい)」
「執事長書いた本なり『静思ジョウシのすすめ』買ってサインもしてもらいけり(情死だと穏やかではないが)」
「薬師寺はいま東塔の修理中水煙をみる3tなりし()」
「薬師寺は天武病気を癒やせるを持統が祈り勧進をする()」
「この寺は裏では大津を祀れるが持統は皇子を恐れるゆえか(文献的に残ってはいないのか、要調査。本日の鼎談の中でも出てこなかったので)」
「重文の大津の座像里帰り特別拝観われらはしたり(普段は博物館にあるらしい)」
「愁いおぶ大津の像はうつしよは声が大きくイケメンなりと(伏し目がちだったが懐風藻では絶賛)」
「折口の『死者の書』妙に引っ掛かる土中で聞ける歩く跫音(久しぶりに再読しょう)」
「白鳳の伽藍におわす釈迦の弟子インド人なり目鼻が深い(釈迦はガンダーラ風でインド人ては違うが、息子のラーフラもインド風だったな)」

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