2016/08/04
「今朝の風に散るサルスベリ学童のひとりが見上げ見おろしている(鳥海明子)」
「夏の日に涼しげに咲く百日紅三か月とぞ花の盛りは
(花言葉:雄弁、潔白)」
「炎熱の陽に抗える百日紅(隆夫)」
「炎天の地上花あり百日紅(虚子)」
「ゆふばえにこぼるる花やさるすべり(草城)」
「浴衣とは湯上がりに着る帷子と夏の手軽な衣服となれる
(城崎温泉では今日を『浴衣の日』としている)」
「浴衣着て少女の乳房高からず(虚子)」
「借りて着る浴衣のなまじ似合いけり(万太郎)」
「浴衣着て男はいつも男ざかり(住谷不未夫)」