そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

花と七十二候(0824)

2016年08月24日 | 日めくり帖

2016/08/24

「いい便りありそうな日のカラスウリ手のとどかない高みに赤し(鳥海明子)」
「烏瓜夜に開きて花からは長き髭伸び朝には畳む
 (花言葉:よき便り)」

「受粉した雌花は瓜を結実し成熟すれば高みで赤に(成熟前はウリボウという)」
「その種子は打出の小槌の形して縁起がいいと財布の中に()」
「竹藪に人音しけり烏瓜(惟然)」
「蔓切れてはな上がりたる烏瓜(虚子)」
「処暑初候綿ワタ柎ハナシベが開くといふ朔果弾けてコットンボール
 (『綿ワタ柎ハナシベ開く』)」

「そうなんだ綿入れの綿植物で綿の中には種子ふくまれる()」
「綿の花土用の終盤花開く淡黄色で花底は暗赤に()」
「船著きの小さき廓や綿の花(子規)」
「棉吹くは桃の形の朔果つけわれて白き綿を出しおり()」
「綿摘みてあとは枯木や綿畑(鬼城)」

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