そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

花と七十二候(0806)

2016年08月06日 | 日めくり帖

2016/08/06

「待ちわびしコウホネひとつ水の面のひかり集めて今日咲きにけり(鳥海明子)」
「河骨は水中にある茎形が骨に見えたりそれが由来と
 (花言葉:崇高)」

「よく見れば花の中心が面白い葉も睡蓮のような形に()」
「河骨の二もと咲くや雨の中(蕪村)」
「河骨を見てゐる顔がうつりけり(青邨)」
「河骨の花見つけたりうす濁り(立子)」
「秋隣り夏の果てとも季語なりし同じ意味だが印象ちがう
 (『秋隣りと夏の果て』)」

「子を抱いて川に泳ぐや原爆忌(林徹)」
「終車駅に酔客となり夏惜しむ(登四郎)」
「甲斐駒の天の岩肌の夏をはる(秋櫻子)」
「燈台に灯すころや秋隣り(蛇笏)」

「飯櫃にまたのる猫や秋隣(龍雨)」


 

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