そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

花と七十二候(0822)

2016年08月22日 | 日めくり帖

2016/08/22

「父母のなき家に帰りてみつけたるナツズイセンを告げる人なし(鳥海明子)」
「ナツズイセンヒガンバナ科の花なりし花期に葉なしで裸百合とも
 (花言葉:快い楽しさ)」

「晩夏から初秋に咲ける花なれど淡紅紫色で花先青し(五六個の花、微かな香りがする)」
「夏水仙大地より花を開きけり(キヌ女)」
「子の描く絵やいつも同じや夏水仙(左人)」
「儚さの象徴なりし蜉蝣は初秋の季語でよく詠われし(『蜉蝣のはかなさ』)」
「名の由来空気ゆらめく陽炎のはかなさ持ちし虫であるから
 (成虫での命が数時間から数日と)」

「蜉蝣やむかし大政翼賛会(木村いさを)」
「かげろふの雨をよこ切る羽風哉(沾風)」
「かげろふの刹那々々のかげ流る(大蘭)」
「蜉蝣に鉄扉の朝日失せやすし(眸)」


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