2016/08/13
「新盆の父母の精霊迎えんと沼地に咲けるミソハギ摘めり(鳥海明子)」
「ミソハギはショウリョウバナやボンバナの異名がありて盆に供えり
(花言葉:切ないほどの愛)」
「湿地とか田の畔などで植えられて葉は対生して六弁の花()」
「精霊も出てみそ萩の花見哉(浪化)」
「みそはぎや水につければ風の吹く(一茶)」
「溝萩やかゞむになれし農婦の腰(登四郎)」
「函館は夜景自慢の都市なりし記念としたり『夜景の日』とし
(八月十三日『夜景を灯す』)」
「山の上に昇り眺むる夜景だが灯す明かりに営みがあり()」