そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

橋本治さんと小林秀雄

2008年12月28日 | 字余り
12/28
橋本治さんの著書に「小林秀雄の恵み」と言う本がある。目次を繰るに、なんとなく私が知りたいテーマを書いているようだ。これを読んでもいいが、読んだら読んだで感動が平板化するようで手を出せなかった。理想的には小林の「本居宜長」を精読し、自ら思索を重ねて橋本に似たような著述をして比較すればいいのだう。
言うのは簡単だが、そんな思い通りにことが運ばないのはわかっているが、大胆に言えばそうである。小林が「本居宜長」を書いたように、われわれも「小林秀雄」論を書いてもいいし、小林は、そうされるべき人物と言っても過言ではない。
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宜長と孔子 Chap.7

2008年12月27日 | 日めくり帖
12/27
「聖人は しこのしこ人 いつわりて よき人さびす しこのしこ人()」
「聖人と 人はいへども 聖人の たぐひならめや 孔子はよき人()」
「宜長も最初は歌にのめり込み時に傍ら契沖立てり()」
「さとりなき 人はげにもと 思ふべけれど 返ってそれは おろかなる註()」
「いかならむ うひ山ぶみの あさごろも 浅きすそ野の しるべばかりも
(うひ山ぶみ)」
「学びやうは いかようにても よかるべく さのみかかはる まじきこと也
(うひ山ぶみ)」
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初雪

2008年12月26日 | 日めくり帖
12/26
「それほどに冷えていたとは思わぬに朝起きたれば辺りは白に()」
「昨夜なら白い聖夜になったけど1日遅れも関わりはなし()」
「障子あけ古々山みれば白い髪混じったような趣があり()」
「クリスマス朝の枕木白く凍て電車まつ吾肩をすぼめり()」
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宜長の辞世の歌など

2008年12月26日 | 日めくり帖
12/25
「山室に ちとせの春の 宿しめて 風にしられぬ 花をこそ見め()」
「今よりは はかなき身とは なげかじよ 千代のすみかを もとめえつれば
(辞世といわれている)」
「よみの国 おもはばなどか うしとても あたらこの世を いとひすつべき()」
「死ねばみな よみにゆくとは しらずして ほとけの国を ねがふおろかさ()」
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クリスマス・イブ

2008年12月25日 | 日めくり帖
12/25
「なにもないイブの儀式を一人せん電飾つける家を廻りて
(帰る途中を寄り道をして)」
「年毎にイルミネーション賑やかに飾れる家人どんな人かな()」
「青色のLEDが世に出でて光の世界ぐっと広がる()」
「いただきしイブのメールのデザインをパクりて今朝の語呂合わせする()」
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