(前回の続き)青森で店舗限定ニボラーを頂いた後は旅の折り返し地点という事で青森を発ちまして帰路につきます。
青森から仙台まで高速道路を使えば5時間足らずで帰れる距離ではありますが貧乏な下道縛りの旅だとそうもいきません。昼間だと丸一日かかったりしますので少しでも道が空いてる夜間の内に距離を稼いでおきます。
ただし真っすぐ仙台に帰ってもつまらないのでどこかで寄り道していきたい。今回はかねてより行きたい店舗がありまして山形方面に向かいます。丁度8月末で使用期限が切れます山形市プレミアム商品券ベニPayの残高が残ってましてそれが使えるラーメン店に行っておきたい。
弘前を発った後は大館を経由して鷹巣から国道105号線の最短コースを南下。大曲からは国道13号を横手の方に進んでいきます。
途中秋田県十文字の道の駅で力尽きてシートを倒して車中泊を敢行。ここまで進んでおけば湯沢から山形東根辺りまでは高規格の良い道路が途切れ途切れながらも続いているので日中でも2,3時間程度で行けるはず。
翌朝は9時頃起床して道の駅内でいぶりがっこや菓子パンなど一宿一飯の恩義じゃないですが少々買い物をしてから再び国道13号線を南下。丁度お昼時に目的地の山形県庁に到着。
「山形市役所食堂」と「山形市上下水道部食堂」(クリックで過去記事へ)で以前ラーメンを頂いておりましたので本日山形県庁食堂でも一杯頂いて役所ラーメンコンプしてみたかった。
山形県庁では普通の食堂が1Fに在り、上層階にもレストランが有るらしい。ラーメン出してるのは1Fの方。見ると日替わりメニューやセットメニューなどどれも美味しそう。しかも冷製ラーメンもあるみたい。どれ頼もうかな?
と思ったんですがあいにく食堂でベニpayは使えないとの事でした。あれれベニpay使用可能リストに県庁食堂が載っていたのですが、聞いてみたら弁当には使えるらしいのですが売り切れとの事で残念です。まぁベニpayって山形市主導の施策なので山形県庁だとベニpayへの温度感が違うのかも。
気を取り直して今度は山形駅前東口に在ります「ラーメン渓流 山形駅前店」へ行ってみます。
国道286号線沿い笹谷エリアに在ったラーメン渓流が2022~3年頃に閉店してしまったのでこちらの山形駅前店が唯一の店舗になる模様。天狗山の系列ですがメニューが少し違います。
ってことでこちら「ラーメン渓流」にて夏季限定で冷製の味噌ラーメンを出していると聞いて一度食べてみたかったのでした。ここって駅前の一等地で無料駐車場が無いからコインパーキングに停めて行かないといけなくて若干ハードルが高くてなかなか来れなかったんですよね。
って、…おーい臨時休業ってマジですか。ついてない。とほほ。先に車停めちゃったんで200円払って退散。今日はなんだか引きが悪いぞ。
まぁまぁまぁ「こんなこともあろうかと」(真田志郎風に)行きたいラーメン店候補は複数考えてあるので全然大丈夫。次もベニpay参加店の中から「麺屋ジューク DEZENOVE」へ行ってみます。
北の関ヶ原”長谷堂の戦い”で有名な長谷堂城跡からほど近いエリアに在りましてナビが無いと辿り着けそうもない結構市街地から外れた場所にお店は有りました。
自宅?の古民家を改造された店舗で中はアメリカンというかなかなかカオスな空間になってますね。でも不思議と居心地良好。
メニューを拝見。淡麗系の中華そばがメインのようですが塩、味噌と一通りありますね。台湾まぜそば、マーボー麺などバラエティに富んでます。
夏季限定の冷製メニューに惹かれつつも今日は基本メニューぽい辺りから頼んでみます。
早速のスープですがベースは鶏ガラと豚骨の合わせかな。鶏油が浮かびあっさりした見た目ながら深いコクがあります。
醤油ダレは濃口醤油主体のようで配合適量。軽い照りがありやや甘めな調味のところを黒胡椒を効かせて味を整えてくれています。
何となくですが東京の荻窪辺りの中華そばに近いスープかなと思いました。実際メニューの中に東京的なものがあるのであながち間違いではなさそうです。
魚介系は煮干しが効いてますがバランス重視でさらりとしたクセの無い程よい旨味を湛えてくれています。魚粉は節粉とのプレンドかな。風味よく魚介の旨味をプラスしてくれてますね。
麺はストレートと縮れから縮れ麺をチョイス。自家製麺とのことで加水率は中~高の縮れでしたが太過ぎない程よさがあってスープとのマッチングも上々です。
青菜はチンゲンサイでメンマは穂先と細部までこだわりを感じる一杯。スープまでしっかりと完食。美味いです。
さて「麺屋ジューク DEZENOVE」の「NEO煮干し」ですが煮干し感の強さは程ほどでしたがバランスが良く食べやすい一杯に感じました。
ところでその後TV番組「オモウマい店」10/18放映分で「麺屋ジュークDEZENOVE」が紹介されてまして爆盛りの半チャーハンが取り上げられてましたけども、しまったそんな人気サイドメニューがあったなんて気が付かなかった…無念。
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