久しぶりの「ぷん福まる」です。前回とは違う担々麺をと言うことで今回は「白ごま担々麺」880円(写真上)を注文。「ぷん福まる」には所謂普通の「担々麺」というメニューがないので、こちらがベーシックな担々麺という事になりそうですね。
白濁ガラベースのスープはラー油で情熱のオレンジ色を湛えます。白い挽き肉は鶏豚の合挽肉でしょうか。油量は適量で鶏油を含む鶏の香りがふわっと食欲をそそります。白ゴマはトッピング+すりごまをスープ中に潜ませてありますが、あくまでも胡麻は強すぎない適量バランス。
ナッツ系のような風味が豚骨スープの甘味とマッチングして、さらに柑橘系の隠し味も感じます。何処となく”ナタデココ”を頂いているような、そんなデザート感覚すら感じさせますが、しかしこれは担々麺。ラー油、白ネギ、花椒が本格的な香り・辛味を複雑に入り混じらせながら後追いで効いてきます。決して甘口ではありません。
麺は共通のようで、強い縮れの太麺は加水高くツルツルもちもちとした食感のもの。スープと合います。うーん、黒と白、キャラクターは異なれどどちらも洗練された組み立てですし、主力メニューとして十分なポテンシャルを感じます。美味いっすね。
ついでに過去の未UP分も掲載。
今冬の企画で「冬の推薦3鍋麺」やってました。
白「モツとニラの塩味鍋煮込み麺」980円
紅「トマトとチーズの鍋煮込み麺」980円
黒「イカ味噌コクあり鍋煮込み麺」880円
※同系列の万豚記とほぼ同じ企画物のようです。
←今回のチョイスは「トマトとチーズの鍋煮込み麺」980円
写真から伝わるでしょうか。ぐつぐつ煮だった状態で出されます…そういえば”鍋”なんですね(^^; 猫舌の自分にはちと辛いメニューでしたが、醤で旨みを増したスープにトマトとチーズがたっぷり効いて身も心も温まるスープです。
スープを一口頂きましたが、味噌ダレの担々麺というのはまぁ間違いないですね。やや甘めながら濃厚な旨みがありますので、飲みの〆にも良さそうです。(10/01/29食)
しかし担々麺もいろいろなスタイルがありますね。「ぷん福まる」のように、陳建民伝承スタイルに拘らない様々なバリエーションの中に将来のスタンダード担々麺が出てくる事があるかも?ですね。ごちそうさまでした。
(09/07/21)
ぷん福まる 仙台店/仙台市青葉区一番町4-4-10