東京なんかだとお盆中は人が減って街中がガランとしたりしますが、仙台は出ていく人と入ってくる(帰ってくる)人が半々くらいなのかあまり変化ないようで。田舎と都会のちょうど中間くらいなのかもですね。
さてお盆なので、今回はもう閉店してしまった未アップ分から「らーめん工房 いずみ亭」です。国道48号の新道(西トンネルに続く方)と旧48号(現国道457号線)の分かれ目近辺で、住宅街のとても奥まった場所にありました。
「担々麺」700円
麺類注文するとサラダかライスがサービスで付きます。ベースは白濁させた豚骨と鶏ガラの合わせで綺麗に取られたもの。醤油ダレはやや甘味を伴うもので、昆布主体の魚介をほんのり漂わせてます。程よい辛みの自家製ラー油と練り胡麻をあわせて甘辛の旨味が前面に出てきます。
ポイントは粗挽きのひき肉がかなりたっぷり入っていること。甘辛の中に存分な肉味を入れることでジューシーさも加わって食の進む美味しいスープに仕上がってます。担々麺はひき肉の量が大事という持論を再確認させられました。個人的にはあと一味、花椒をトッピングしたかったですが、ただ花椒は好き嫌いが激しいので万人向けではないのかも。麺は中細の中華麺が合わせられます。チャーシューは程よい柔らかさで肉味をいかしたもの。ぶ厚いものが2枚入ってなかなかのお得感があります。
この時も昼時とあって結構客来てました。住宅街のとても奥まった場所に店を構えろくに看板も出さず、雑誌や口コミのみの宣伝でやっていた割には結構流行っていたようなのですがいつの間にか閉店してました。味も悪くなかったですし、客が少なかったからということではないようなのですが…うーむ、ラーメン一期一会ですね。ごちそうさまでした。