”炭水化物なまち桐生”をテーマに掲げた群馬県桐生市が今熱い!
という事で今年6月にドライブがてら出かけた時の話から(写真は途中車中泊させて頂いた栃木の道の駅にて)
銀だこ社長が地元桐生市を盛り上げる等々のTVで見ててミーハーで恐縮ですがテイクアウト専門店「桐生もりもりマルシェ」に行ってみました。
各お店の方々が作りたて熱々のお弁当を持ち込み陳列されておりいわゆる道の駅スタイルっぽいですね。どれも美味しそうで厳選の結果この二つを購入。
しっかりとその道の方が作られたメニューなので味は抜群。他にも地元のOLさんとかが複数来店されてましたがたしかに会社の近くに在ったら便利で良いですね。
桐生市では焼きそばの人気店「あらい焼きそば」にも立ち寄りましてご当地グルメ「ポテト入り焼きそば」もゲットです。北関東圏の焼きそばは地方によって特色が有ってケンミンshowでもたまに取り上げられますが、いつか焼きそば食べ歩きを敢行してみたいものです。
ちなみに焼きそばは当日食べきれなくて後日家に持ち帰りチンして頂きましたが多少日にちが経っても全然美味しかったことをここに記しておきます。
この後は桐生市を出て一気に神奈川県川崎市まで南下し「ラパウザ若葉台店」にてイタリアンな夕食を頂きます。
ラパウザが仙台SS30から撤退して数年経ちますが逆に無くなってからの方がラパウザに足しげく通ってるような気がしています。これは失ってから大切さに気づくあるあるかもしれません。
ラパウザでは食事の他にテイクアウトでピザとパスタをお持ち帰り。車の中で良い匂いをさせながら次の目的地(次は埼玉)に向かって車を走らせます。
閑話休題、先日青春18きっぷで電車旅をした時ふと思ったんですが”鞄ひとつで小旅行”じゃないけれど電車に乗る時ってどうしても荷物を減らしたいという気持ちが働いて往路はもちろん復路でもお土産を買い控えてしまうような気がしました。
上記桐生市の話でも例えば焼きそばだけで1キロ近くありますし電車の中ではソースの匂いだって気にしないといけない。ところが車旅だと積めるだけ買っちゃえじゃないですが上記の他にも道の駅で五家宝を山盛り買ってみたり気持ちにゆとりが出来てしまうようです。
それに上記の焼きそば屋も実は電車ではなかなか行かれない場所に在りましてところが車だとナビでスッと行けてしまう。ガソリン高騰は泣き所ですがそれでも車の旅って多分鉄道の旅よりも随分と楽なんだなーと改めて実感した次第です。
さて埼玉に着いた頃にはすっかり夜。この辺でラーメンを頂いておきたい。今回は幸楽苑グループが北関東エリアに昨冬2店舗OPENさせました「幸楽苑の家系らーめん トラック野郎 鶴ヶ島店」に行ってみます。
ちなみにもう一店舗「沼南町店」は千葉県柏市に在りましてどちらも昔は普通の幸楽苑だった店舗をリニューアルしておりおそらく幸楽苑の新しい形態として実験的に運用されている模様。トラック野郎という店名はインパクトが有ってなかなか良いと思いますが何故家系なのか?そして唐突の”平田牧場”関連が謎過ぎて一度行ってみたいお店でした。
ってことでお店はやはり街道沿いに在り駐車場が広い。流石はトラック野郎たちのお店です。営業時間も朝9時から22時まで開いている模様。
メニューを見るとスープは醤油のみ。肉はチャーシュー・バラ肉の2種あって後者が平田牧場提携の三元豚使用らしい。ならばそちらを頼むしかない。注文は全てタッチパネル方式になってました。
家系なので麺の固さや鯵の濃さを選択可能。油を”オイル”と表記する辺りがトラックっぽい?
今日はお初なので全て普通で注文。ラーメン頼むとライス1杯無料サービスという事で有り難く付けさせていただきます。
早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせでベース自体の豚脂量は少なめ。いつもの幸楽苑より気持ち濃い目のガラ味になっている印象。そこに家系らしく鶏油が浮かび適度なコクをプラス。
合わせられる醤油ダレは昆布系を効かせた味わいでやや強めの配合。きじょっぱさもありなるほど家系っぽい雰囲気は醸し出せているような気がします。
ガラ味の臨場感や野趣味はあまり無くて寸胴で骨からスープを取っているお店には及ばない感じはありますがセントラルスープとしてはまぁまぁ家系っぽさを再現出来ている方かなとは思います。
麺は平打ちのストレート中太麺で加水率高め。家系の麺とは違いますがスープのシャバシャバした飲み口とのマッチングは悪くない。
三元豚のバラ肉はもう普通に美味しくてライスともバッチリ合いますね。野菜はもうちょい量が欲しかったかな。
店内は明るく現代風で菅原文太チックな要素は皆無。逆にアメリカンでPOPな雰囲気はどうとらえるべきか悩みます(笑)
さて「幸楽苑の家系らーめん トラック野郎 鶴ヶ島店」の一杯ですが幸楽苑の豚骨醤油スープとなると「き伝らーめん」が有りますがやっぱちょっと似てて、そこから動物系を強めて鶏油を合わせて醤油ダレを家系っぽい味の物に変えて作ったのかなと推測されました。
そして会津と庄内なのに何で平田牧場?という唐突感は払しょく出来ないまま「家系とは!」って大上段に構えてしまうのもつまらないのでこういうお店が有って良いのかなと受け止めたい。「トラックとらーめんへの愛」が詰まったお店になれるか?今後に期待大。