(前回の続き)来生たかお氏のLIVE MCにて
氏の奥方が山形出身だそうで、ご実家が奥羽本線沿いに在るらしく氏が奥方の実家に帰省されて東京へ帰る時、お義父さんが線路から見えるところで大きく手を振って見送りをしてくれる光景が脳裏に焼き付いているのだらしい。
おそらく庭か畑で土仕事でもしながらそろそろ電車が通るかなとタイミングを待っていたであろう義父の気持ちを推しはかるに心がほっこりする話ですし、
こういう日常の何気ない一コマを切り取る才能こそがクリエイターに必要な素養なのかもしれないと思った次第です。素敵なライブでした。
さて氏のライブ終了後は翌日から休みを2日間取っておりまして新しいクルマ(10万キロ超の中古車)の具合を試すべく新潟方面にドライブに出かけてみます。
ライブ前に買っておいた山形名物「ピリマヨ」をつまみながら南陽市から国道113号線小国街道を新潟県に抜けて夜の内に「道の駅パティオにいがた@見附市」まで走り続けたらもう朝方。道の駅開店まで仮眠を取りOPENと同時に買い物を少々。
以前から気になっていた新潟県見附市民の味「ミルクヨーカン@諏訪乳業」を購入。牛乳の羊羹?
食べてみてなるほど、これいわゆる普通のヨーカンではないですね。その正体は・・・ノスタルジックな味わいでした。詳細は秘密にしておきましょう。気になる方は新潟県見附市にGO!
プリンパンなるものも発見。つい買ってしまいましたが名物「紅ポ」に至ってはおかげさまで60年だらしいですよ。紅ポって何?(笑)さすがはB級グルメ大国新潟ですね。謎なグルメ満載で見てるだけでも楽しいです。
その後は新潟市に移動。新潟市に3店舗あるという極楽湯の一つ「極楽湯 槇尾店」にてひとっ風呂を頂きます。
昼間からのんびり入るお風呂は最高。露天風呂でゆったりと青空を眺めて過ごさせて頂きました。
桜ミクのフィギュアが欲しい!・・・所でしたが残念、D賞のクリアスタンドでした。まぁ1個で当たる訳はないか。桜ミクの絵柄だっただけマシだったかな。
商店街の一角に在ります老舗の「甘味処かどや」で名物のかき氷をテイクアウトで頂きます。
味が沢山あって迷いますがクリームブルーハワイ味をチョイス(記憶曖昧)9月とはいえまだまだ暑くてかき氷の冷たさが気持ちよかった。
さて燕市を発って今度は長岡市へ移動。18時頃に長岡駅近くのコインパーキングに車を停めて長岡駅構内に向かいます。
今回の旅行の目的ですが、こちら長岡駅「CoCoLo長岡」内には「ぽんしゅ館 長岡驛店」という米どころ酒どころ新潟県の地酒90種類以上を試飲できる「利き酒 越乃室」なる場所が有りまして、まさに日本酒好きには夢のような場所になっているのでした。
ちなみに新潟県内にぽんしゅ館は3か所在りますが「越後湯沢店」「新潟驛店」(クリックで過去記事へ)に続いて今回「長岡驛店」でミッションコンプリート!です(こんなことにばかり情熱を燃やす男>私です)
まずはお気に入りの「上善如水@白瀧酒造」から。水のごとしで軽口でぐいぐいと飲めてしまう新潟で個人的にオススメの日本酒です。
超メジャーな「越乃寒梅」の吟醸特選もコイン2枚で飲めちゃいます。
魚沼讃水「鶴齢」純米大吟醸や山田錦100%の「北雪」大吟醸などこういった普段なかなか飲めない高級な日本酒も試飲出来ちゃうのが有り難い。
買おうと思ったらこんな高級酒ですぜ旦那。こんなん手が出ませんがな。
コインを数千円分使って試飲しまくった後は販売コーナーでお土産を購入。
カップ酒のバリエーションも豊富で私目のような貧乏人でも様々な新潟の地酒が楽しめる大変有り難いお店になっております。買い物カゴにポイポイと大人買いさせて頂きました。
ほろ酔い気分で更けていく長岡の夜。
この秋どこに出かけようか迷っているあなた、日本酒好きなら新潟の旅オススメです。
さてラーメンは新潟ご当地の燕三条系ラーメンを食べておきたい。この日の昼に「燕三条中華そば鬼にぼ 吉田店」に行っておりました。
朝ラーもやってるみたいですね。「支那そば」ワンコイン500円は安いなー。
でも今は昼間ですので通常メニューから燕三条系のこちらをオーダーです。
麺大盛無料とのことで有り難く大盛で頂きます。背脂の量も無料で調整可能との事ででは思い切って「鬼油」で注文です。
早速のスープですがベースは豚と鶏ガラで背脂の幕が分厚くてコッテリ感が半端ない。背脂が普通の4倍との事ですがまさに鬼の所業。だがそれがいい。
# シャーベット状の背脂に僕はまどろむ
醤油ダレは薄口醤油系らしく配合そんなに多くなさそうですが塩気強めで強い動物系をしっかりといなします。
そしてこれだけの鬼油に全く負けていない煮干しの味の劇的な強さに驚き。ストロングでインパクトのある魚介系の醤油スープに仕上がってます。どれだけ大量の煮干しを使っているのか。鬼にぼの名前に恥じることの無いニボニボ感の強さがありますね。これは美味しい。
麺はストレートの平打ち太麺で自社工場の自家製麺。つけ麺の人気店「中華蕎麦とみ田」で使っている最高級の専用小麦粉を使用との事。
油量強めのスープに見合った太さですしコシもあり悪くはないんだけども何かひと味風情が足りない気がしますね。やはり燕三条系であれば手揉みとまでは言いませんが少し縮れが欲しい気がします。
背脂をどかすとトッピングが顔を出してきます。メンマは小型の角材タイプが複数入り食感良し。チャーシューはバラ肉で柔らか食感のもの。燕三条らしくタマネギの刻みが入りますがこれはもう少し多く欲しいかな。
まぁ贅沢を言ったらきりが有りませんが大盛無料でこのクオリティならコスパ満点に思います。旨し。
ランチタイムだけでなく得々セットが昼夜頼めるのも良いですね。
さて「燕三条中華そば鬼にぼ 吉田店」ですがこの日も多くの客で賑わっていて主に地元客が多いように思われました。さすがラーメン文化盛んな新潟県ですね。燕三条ではない煮干し系メニュー「濃厚煮干しラーメン」も食べてみたいので近いうちまた来てみよう。
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