のんさんこと能年玲奈嬢に誘われて(?)今年2月末に三陸道路を岩手県方面へ、グーンとドライブした時の話から
例によって仕事終わり次第夜のうちに仙台を出発。三陸道路の無料通行区間が始まる鳴瀬奥松島ICから高速に乗って気仙沼エリアを上道だけで通過。なんか大きな橋が出来てましたよ。
この気仙沼を上道だけで通り抜けられるようになったのってすごい感慨深くて。最初は桃生とか登米までしか高速が無くてその後南三陸とか歌津まで高速延びたけどなんか気仙沼の南の辺りで下道に降ろされて陸前高田とかまで混んでる国道45号線を走らされてましたっけ。たかだか数年前の話ですが、とにかく急速に便利になりました。ありがてぇ。
さて三陸道で気仙沼を抜けて順調に北上しつつ、翌日は宮古市に用事が有りまして山田南ICで高速を下りて「道の駅やまだ ふれあいパーク山田」に車を停めて朝まで仮眠を取ります。敷地の南の方に新しい24時間トイレが出来てて快適で有り難い。本当車中泊族には良い時代になりました。
翌朝は雲一つない快晴でまさにドライブ日和。起床後は一宿一飯の恩義ではないですが道の駅で買い物を敢行。岩泉のわさびドレッシングを発見、購入。これ美味いっすよね。
そして最近あちこちの道の駅でこの沖縄限定バヤリース等々を見かける気がします。「なぜか…」ってPOP書いてる辺り店の人も違和感を感じてらっしゃる模様(笑)まぁでもシークウァーサー味旨いっすよね。
さて国道45号線を北上し宮古市に入ったら今回の目的地へ移動。このコロナ禍を逆手に取って人出が少ないうちに人気のラーメン店を攻略しておこうというのが今回の目論見。今日は宮古市の人気店「多良福(たらふく)」へ行ってみます。
以前2020年7月に一度来た事があるんですが(クリックで当時の記事へ)行列の長さが凄くて諦めておりましたので今回リベンジ戦です。
店から道路を挟んで向かい側にお店の無料駐車場が数台分有。前回まっとうなお昼時に来て撃沈してましたが今回開店時間10:30の15分くらい前に行ってみたら先客の車が2台いるのみ。今回はありつけそうです。
店の前には日陰に残雪が。外に立っているとまだ少し寒いですね。
開店時間とともに先客に続いて入店して注文を、あれメニューはどこに?
おおーメニューって「中華そば」しかないんですね。大盛もチャーシューメンも無いこの潔さが良いですな。他のお客さんも「一つね」とか数量で注文されてました。
早速のスープですがベースはあっさり鶏ガラで鶏鶏とした軽めの味わいが鼻を抜けてきました。淡麗系で油浮き少なめですが表層に軽く豚脂を浮かべてあり適度なコクを感じます。
醤油ダレはあっさり配合控えめながら少し塩気を立たせて分かりやすい旨味を漂わせてくれています。少し煮干しを効かせて旨味を盛り立ててあり見た目シンプルながら奥の深さも見せてくれてますね。
麺は縮れの入った細麺で万人向けにやや柔らか目な食感ながらスープにしっかりと絡み量もそこそこありますね。チャーシューはもも肉部位で歯ごたえのある昔ながらのタイプでスープとの相性がいい。
全体的に地味目なビューを三角形にカットされた小さめの海苔が彩っていてまた一味。レンゲが見当たらなかったけどドンブリを持ち上げてググっと飲み干してしまえば問題なし。
さて「多良福(たらふく)」ですが次から次とお客さんが入ってきて帰る頃には並びが出ており流石の人気店ですね。その淡麗系スープはシンプルに見せつつ奥の深さをチラ見せさせており素直に美味しかったです。麺も好きだなぁ。またいつか立ち寄ってみよう。
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