仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

喜多方ラーメン 一平(福島県喜多方市)

2017年11月06日 | 福島県

前回の続き)上越市で至高の一杯を頂いたあと店を出たのが21時頃。このまま富山県まで行けるかなと思ってましたが二日しか休みを取っていないのでそろそろ復路へつかなくては。富山行はまたの機会に。

 

帰り道は同じ道を通っても面白くないので新潟市から国道49号線を福島方面へ東進してみます。

トイレを借りに「道の駅にしあいづ」に寄った時点で午前3時。強烈な眠気に襲われてシートを倒して今宵はここで車中泊と相成ります。コンビニにビール買いに行く気力も無く眠ってしまいました。道の駅ってアルコール売ってないんですよ、まぁ当然か…。

ちなみにこちらの道の駅はトイレが超綺麗でウォシュレット完備なので個人的にお気に入りの道の駅になってます。

 

会津と言えば昨年「さざえ堂」を見に行きました。

会津若松市の白虎隊の墓所のある飯盛山の中腹に建つ正式名称「円通三匝堂」 と言う建築物なのですが、こちらは入口から出口まで同じ道を一切通らず三階まで上って降りるという特殊な二重らせん構造の建物になっていて木造の建築物としては世界でも例を見ないものだらしい。

数年前にみうらじゅん氏&安斎肇氏が出てたゆるキャラのTV番組で見て一度行ってみたかったんですよね(^^

ほぼ日刊イトイ新聞-みうらじゅんに訊け! ──この島国 篇──

当時の皇太子殿下も来た由緒ある施設との事。

建物内から会津の景色を眺めることも可能。

ピサの斜塔と肩を並べちゃいますか(笑)

さざえ堂近くにある茶屋でご年配の(失礼)女性店主さんから話をお伺いする事が出来たのですが、昔のさざえ堂って今のようには管理されておらず観音像(仏像?)が建物内の随所に置いてあったらしい。子供たちの遊び場になっていて鬼ごっことかかくれんぼとかしてたんだとの事。

まさにこの看板のような光景が見られたんでしょうね。

 

 

さて翌朝は朝ラーを頂くべく喜多方市へ移動。

仙台で朝ラーを提供して人気の「和一 一平分店」の(店名クリックで過去記事へ)店主が修業された本店の方「喜多方ラーメン 一平」へ行ってみます。

こちら朝7時OPENで通勤時間は結構混雑するらしい。最近移転されて広い店舗になったとの事。店内は光を沢山取り入れるような作りになっていて席数も十分。綺麗で明るくて雰囲気良し。

メニューは定番の醤油系の他に味噌も有りました。平日11:30~14:00までライスサービスも有るらしい。

 

ラーメン」600円

ザ・喜多方ラーメン的な様式美が素敵ですね(^^

さて早速のスープですが豚骨ガラは清湯でクセ無く綺麗に取られており油量は適量。適度なコクが有って見た目ほどあっさりと言う訳では無いバランス印象です。

醤油ダレは気持ち強め配合でやや酸味を伴うような味わい。煮干し主体の魚介系が強めに効いていてミネラルな塩気が強めに立っている印象有り。さらにスープ中に肉味がしっかりと効いていて旨味が芳醇。これは美味しい。

じとじとラーメンだとここに背脂チャッチャが乗っかってより動物系が増してくると思われます。

麺は加水率高めの中太麺縮れ麺でつるつるの喉越しのもの。食感は固すぎず程よいモチモチな茹で加減で提供されます。

チャーシューはいわゆる喜多方スタイルのバラ肉で脂身も使うタイプ。醤油ダレできっちり味付けしてあり味付けがやや濃いめ。これはライスが進みそう。

ここまで「和一 一平分店」とほぼ同じスープと麺の仕上がり印象ですね。外さない美味しさ有り。スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

月曜の朝9時頃に伺いましたら通勤前の朝ラーラッシュは終わってて割と空いててのんびり食事が出来ました。駐車場も十分に確保されていてドライブの寄り道にも便利そうです。仙台和一のルーツを確認出来た一杯。ごちそうさまでした。

(17/07/10)
喜多方ラーメン 一平/福島県喜多方市松山町村松字石田1453

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上越家(新潟県上越市)

2017年11月03日 | 新潟県

前々々回記事「麺屋 葵」(店名クリックで過去記事へ)が有ります山形県南陽市から国道113号線(小国街道)を新潟県村上市方面へ向かう途中でちょっと変わった地名を発見。

「梨郷」と書いてRingoと読むらしい。梨の里(郷)と書いて林檎とよむとはお洒落ですね。流石フルーツ王国山形。

 

前回の続き)さて話が前後しますが、新潟県三条市で燕三条系の極上の一杯を頂いた後は、夕陽を眺めようと弥彦山の方面へ車を進めてみます。

夕暮に映える山影は弥彦山でしょうか。穏やかな田園風景に心が和みます。

海沿いの国道まで出てみましたが…残念、厚い雲がかかっていてオレンジ色の太陽を眺める事は出来ませんでした。夕闇がかってゆく空を横目に柏崎市を抜けて海沿いのルートを一路上越市へ。

途中立ち寄ったコンビニで地元のラーメン情報誌を購入しました。新潟はこういうミニコミ誌が結構発売されてて羨ましい。スタンプ集めて云々と記載有りますが12/29まで使えるようなのでまた新潟に来なくては。

# おっと雑誌の横に、みーおん向井地美音@AKB次世代センターの総選挙うちわがチラ見してしまったどうしよう(←わざとらしい、笑))※せっかくなのでうちわの写真追加しておきます。新潟関係ないけど(笑)(11/5追記)

 

 

さて上越市では横浜家系ラーメンの人気店「上越家」へ

こちら「上越家」は「家系総本山吉村家」(店名クリックで過去記事へ)の正式な直系店で、富山県魚津市のはじめ家を中心に王道家、横横家、厚木家、家系総本山 吉村家で修業された店主の石平氏が故郷上越市で開業された店舗との事。

新潟には4大とも5大とも言われるご当地ラーメンが有りましてそれらの名店を回るのに忙しく(?)なかなか行けなかったかねてからの宿題店へいよいよ初訪です。

ちなみに現在直系店って「杉田家」「はじめ家(富山県)」「上越家(新潟県)」「厚木家」「高松家(香川県)」の5店舗しかないんですね。すぐ喧嘩になるらしいから…(?)>吉村氏

 

並盛り」680円
味濃いめ、麺柔らかめ

早速のスープですが白濁で強めに取られた豚骨ガラベースは濃厚ながらクセが少なくデフォルトで鶏油がやや多め。吉村家のスープよりも少し鶏油の甘さが先行してくる印象有り。

チャーシューの戻しの肉味が強めに効いていて燻製香が有り直系らしさを感じさせます。

昆布系を効かせた醤油ダレも間違いなく直系の味わいのもの。ただし味濃いめで頼みましたが醤油のフックの強さが少なくて、鶏油の甘さと相まってややライトな印象を受けますね。もう少し醤油のパンチが欲しい気がします。

まぁ横横家で慣れた味覚ドランカーの戯言ですが(笑)

 

チャーシューは強めに燻製香を付けたモモ肉で家系らしい仕上がり。小ぶりながら2枚半も乗っかりコスパも良好。

麺は酒井製麺と思いますがしなやかなコシがあってスープとのマッチングは上々。家系直系には柔らかめオーダーがオススメ。普段固めで頼む方も一回柔らかめで頼んでみて欲しい。ゆで時間が長くなり提供時間は若干おそくなりますが麺のポテンシャルの奥深さを楽しめること請け合いです。

直系おなじみのトッピング類も充実。個人的にお好みの刻みショウガをいつものようにドサドサ投入して頂きます。

飲み干し上等。最後の一滴までしっかりと完食。旨し。

 

さて「上越家」の一杯ですが、沢山のガラでしっかりと炊き出した濃厚なガラベースに直系伝統の醤油ダレを強すぎないバランスで合わせて、たっぷりの鶏油で豊かなコクと甘みをプラスした家系直系ながら食べやすさを重視したバランスなスープ仕上がりと思います。

野菜畑が無いのが残念でしたが、上越家オリジナルの「釜焼き塩チャーシュー」1枚50円や「チャーシュー皿(チャーシュー5枚)」220円も美味しそう。「麺少なめ」500円メニューが有るのも良いですね。並一杯では多いという女性の方やお子様にピッタリサイズになりそう。

新潟県産のコメを使ったライス系も充実。しまった「ネギみそチャーシューまぶしライス」なんてのも有ったのか。これにスープをぶっかけたらそりゃぁもう美味しいだろうな。これも頼むべきだった、反省、次回こそ。ごちそうさまでした。

(17/07/09)
上越家/新潟県上越市下源入173-4

コメント (2)
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