2008年夏シーズンTVドラマレビューNO.3「太陽と海の教室」:あれっ?へっ,平凡? 2008年08月09日 22時21分44秒 | TVドラマ(新作レヴュー) 小説家である主人公が,小説好きなビルの清掃婦に尋ねる。「どうして小説を読むんだい?」。するとその清掃婦が答える。「そんなの決まってるじゃない。その先がどうなるか知りたいからよ」。 今から25年くらい前,今はなきサンリオ出版から出たジョン・アーヴィングの「ガープの世界」にあったやり取りは,確かこんな風だったはずだ。自信はないけれど。 細かな描写はともかく,こんなたわいのない場面を憶えているのは,私自 . . . 本文を読む