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映画「やわらかい手」:まぎれもないスター映画だ

これまでの人生で全く縁がなかった性産業に足を踏み入れることを躊躇いながらも,コーヒー・ショップで足を止め,「愛する人のためならば,私はどこまで出来るのか?」と自問する60代の主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)を捉えたショットこそ,この映画の生命線となったはずだ。しかしこれが2作目だという監督のサム・ガルバルスキは,この大事なショットをあっさりと終わらせ,セックス・ショップに向かって歩を進めるマ . . . 本文を読む
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