映画「探偵はBARにいる」:「相棒」シリーズのスタッフが作ったご当地ムービーの出来は如何に? 2011年09月17日 23時16分59秒 | 映画(新作レヴュー) 2年前の秋,「マルティン・ベック」シリーズと呼ばれるスウェーデンの傑作警察小説と同名の「笑う警官」という日本映画が公開された。北海道警察内部の腐敗を抉った佐々木譲の原作を,角川春樹のメガホンで映画化した作品だったが,仮に原作の改悪,演出と編集の不在,ベタな音楽にミス・キャストといった数え切れないほどのネガティブな要素に目を瞑ったとしても,舞台となっている札幌の風景がどこにも出て来ないという驚愕の事 . . . 本文を読む