映画「ミッション:8ミニッツ」:「トンデモ話」を信じ込ませる映像的な魔術 2011年11月07日 23時29分07秒 | 映画(新作レヴュー) ケン・グリムウッドの「リプレイ」や北村薫の「ターン」に代表される「ループ」ものには古今東西秀れた作品が多いが,ダンカン・ジョーンズの新作「ミッション:8ミニッツ」もまたその名作群の列に連なり,末永く愛されていくだろうという予感を感じさせる。 「月に囚われた男」で華々しくデビューしたジョーンズだが,デビュー作と同様の「限定された空間に閉じこめられる」というシチュエーションを更に拡げて(縮めて?),繰 . . . 本文を読む