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映画「危険なメソッド」:裏通りの巨匠の姿はどこにもなく

カナダのシネアスト,デヴィッド・クローネンバーグの映画監督としてのピークをどこと考えるか。当然,人によって見方は異なると思われるが,私はまだインディペンデント・フィルムの香りが残る初期の「スキャナーズ(1981)」から「ヴィデオドローム(1982)」と大傑作「デッドゾーン(1983)」を経て,メジャーに躍り出た「ザ・フライ(1986)」を撮った頃が,まだ誰も足を踏み入れたことのない荒野を拓くパイオ . . . 本文を読む
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