goo

映画「インサイド・ルーウィン・デーヴィス 名もなき男の歌」:ギターと猫と船員証。でも演歌ではなく

ボブ・ディランがフォークシーンに登場する直前の1961年のグリニッジ・ヴィレッジ。ディランの師匠格と呼ばれたデイヴ・ヴァン・ロンクの回顧録を元に生まれた架空の人物「ルーウィン・デイヴィス」の物語。その人生は甘く,少しハードで,なんとも切ない。もちろん,あのコーエン兄弟が作り出した人物だけに,背後には不穏な空気もたっぷりだ。 大きな変革を前に社会の空気に緊張感が満ち始め,人々がフォークソングに自分 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )