映画「Girl/ガール」:痛みに耐えて生き抜く覚悟 2019年07月28日 17時09分30秒 | 映画(新作レヴュー) バレエ・ダンサーになりたい男の子の成長を描いたスティーヴン・ダルドリーのデビュー作「ビリー・エリオット(邦題:リトル・ダンサー)」は、同じく男の子をもつ親として、図らずも親子どちらにも感情移入してしまい、決して容量は多くはないはずの涙腺が決壊する、という私としては稀有な体験をさせて貰った素晴らしい作品だった。マッチョな世界観が支配的な社会で、男の子がバレエを目指すという時点で、自動的に高く立ち上が . . . 本文を読む