子供はかまってくれないし,わかってくれないので,映画と音楽と本とサッカーに慰めを。
子供はかまってくれない
国際親善試合 日本代表 VS ラトビア代表【3:0】
まだシーズン前のキャンプ途中の国内組を控えに廻し,ハイシーズンの欧州組を中心に組んだスターティングメンバーは,岡崎のワントップが全く機能しなかったことを差し引いても,あまりにも消極的な入りだった。
特に昨年後半の代表戦での不振を,年明けもまだ引きずっているように見えた本田のシュート回避姿勢は深刻だった。凄いプレスという訳ではないが,恵まれた体格を活かし,少なくとも前半は集中力を切らさなかったラトビアのDFラインの中に入り込んでも,強引にシュートを放つという気配がないために,スリリングな攻防とはほど遠いやり取りが,静かに続けられる展開となってしまった。
しかし前半30分過ぎに左サイドから長友が精度の高いクロスを上げたことを合図にしたかのように,相手DFをトップと2列目で翻弄する動きが活発になり,終了間際の得点,更には後半開始直後のメンバー交代によって,ホームズの凸凹ピッチをも問題にしない「強い日本」が現れた。
序盤はシュートを遠慮していた本田の技ありループも素晴らしかったが,前田の前線での粘りと岡崎の飛び出しが見事に噛み合った3点目は,まさに世界に打って出るための「コンビネーション」の原型となるべき素晴らしいプレーだった。
注目の香川は,得点こそならなかったものの,中盤での仕掛け,2点目のアシストのタイミング,自らの得点を狙ってゴール前に顔を出すタイミング,どれもマンチェスター・ユナイテッドの中心選手としてのプライドを感じさせるものばかりで,とても良かったと思う。
ドイツでプレーする選手の中では,前半で退いた清武が精彩を欠いたこととは対照的に,ワントップとしては落第でも,結局いつものように欲しいところで結果を出した岡崎は,さすがだった。
だがそれ以上に驚いたのは,乾の積極的かつ的確なアタックだった。持ち前のドリブルは勿論,柔らかいトラップから繰り出されるパスとシュートは,短期間ながらも厳しい環境に揉まれた成果と納得できる水準に達していた。このまま伸びれば,今後も代表に定着していくことは間違いないだろう。
前半終了間際から後半にかけてのプレーを出せれば,3月のヨルダン戦は全く問題ないはず。
6月の予選2戦はボーナスとして,遠藤に替わる若いボランチと,最前線のアタッカーを試す機会として活用し,コンフェデではブラジル相手に世界を驚かせるコンビネーションを見せて欲しい。
さぁ,名乗りを上げるボランチは果たして?
特に昨年後半の代表戦での不振を,年明けもまだ引きずっているように見えた本田のシュート回避姿勢は深刻だった。凄いプレスという訳ではないが,恵まれた体格を活かし,少なくとも前半は集中力を切らさなかったラトビアのDFラインの中に入り込んでも,強引にシュートを放つという気配がないために,スリリングな攻防とはほど遠いやり取りが,静かに続けられる展開となってしまった。
しかし前半30分過ぎに左サイドから長友が精度の高いクロスを上げたことを合図にしたかのように,相手DFをトップと2列目で翻弄する動きが活発になり,終了間際の得点,更には後半開始直後のメンバー交代によって,ホームズの凸凹ピッチをも問題にしない「強い日本」が現れた。
序盤はシュートを遠慮していた本田の技ありループも素晴らしかったが,前田の前線での粘りと岡崎の飛び出しが見事に噛み合った3点目は,まさに世界に打って出るための「コンビネーション」の原型となるべき素晴らしいプレーだった。
注目の香川は,得点こそならなかったものの,中盤での仕掛け,2点目のアシストのタイミング,自らの得点を狙ってゴール前に顔を出すタイミング,どれもマンチェスター・ユナイテッドの中心選手としてのプライドを感じさせるものばかりで,とても良かったと思う。
ドイツでプレーする選手の中では,前半で退いた清武が精彩を欠いたこととは対照的に,ワントップとしては落第でも,結局いつものように欲しいところで結果を出した岡崎は,さすがだった。
だがそれ以上に驚いたのは,乾の積極的かつ的確なアタックだった。持ち前のドリブルは勿論,柔らかいトラップから繰り出されるパスとシュートは,短期間ながらも厳しい環境に揉まれた成果と納得できる水準に達していた。このまま伸びれば,今後も代表に定着していくことは間違いないだろう。
前半終了間際から後半にかけてのプレーを出せれば,3月のヨルダン戦は全く問題ないはず。
6月の予選2戦はボーナスとして,遠藤に替わる若いボランチと,最前線のアタッカーを試す機会として活用し,コンフェデではブラジル相手に世界を驚かせるコンビネーションを見せて欲しい。
さぁ,名乗りを上げるボランチは果たして?
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