8月7日(火)は、「夏はやっぱりカブトムシ」の最終回。送迎参加のファミリー会員3家族6名と、今年最後の夜の森を楽しんでまいりました。予定どおり19時にスタート。樹液ポイント№1の木は空振りでしたが、№2にはオスとメスが1匹ずつ来ていて、隣の木にもメスが来ていました。お母さんたちは撮影会!? カブトムシは、撮ってからでも採らせてくれますからねぇ~。
№3の木ではケースに入れられる前に、メスが子どもの手から脱出して帽子へとよじ登りました…。まあ、カブトムシにしてみれば、撮られるのはいいけれども採られるのはいやなわけで、チャンスさえあれば逃げだしますよね。帰り際には、お母さんの服の中へもぐりこんだメスもいましたが、これは下からよじ登ってきたのかな?
人間だって同じです。かなしいかな、相変わらずいじめによる自殺が後を絶ちませんが、危険な状況からはまず逃げないと! 無理して学校になんか行かなくてもいいんです。ひとたびこの世に生れ落ちたら、まずは食う。とりあえずは逃げてでも自分の身を守りながら、大人になって自分の遺伝子を残す。これは、すべての生きものに共通していることです。
根元に腹部を鳥に食べられたメスがひっくり返ってもがいていた木もありましたが、帰りにはなんと樹液が出ている場所まで木登り中! お腹はなくても腹はへるのかぁ…。これは昆虫だからこそなせる業ですが、生きものはみな命ある限り生き続けなければいけませんよね。
セミの幼虫かなにかを食べていたアオオサムシです。鳥にお腹を食べられたあと、今度はさらにアオオサムシやアリに食べられていたカブトムシもいましたが、まあ、人間だって活造りを食べるからなぁ…。
このあと№4から№9の木はメスが中心で、あとはオスが出てくるといいなぁ~と思っていたら、1日にあきらが見つけてくれた№10の木には、なんとけっこう立派なオスが4匹とメスも来ていました。№11・12に来ていたカブトムシはパス。コクワガタ2ペアはキープです。あとはもう、大きなオスがいたら入れ替えるだけですね。Uターンして№2の木まで戻ってくると、しおんの目の前に特大のノコギリクワガタのメスがぽとりと落ちてきました。そうかぁ~、こういう採り方もあるのか!?
相変わらずストロボがいまいちですが、アシグロツユムシの幼虫や未熟なハグロトンボも見ることができました。
セミの羽化も見られるといいのですが、ここはあまり期待できない…。でも、まさパパが一生懸命探してくれたおかげで、羽化していたアブラゼミを見てもらうことができましたね。
たか爺はこの日で、夜の森からは解放されました。「ホタル狩りと暗闇体験」は1回だけになってしまったし、「夜の森探検隊」は下見も含めて7回、「夏はやっぱりカブトムシ」も下見を含めて4回だったので、今年は全12回。例年より少なくて助かりました。
あっ、でも、ほんとはそんなこと、ブログに書いちゃダメじゃんねぇ…。夏の夜の森のワンダーワールドを、1人でも多くの子どもたちに体験してもらうことが、たか爺の使命なわけですからね。ワンダースクールとしては川遊びモードに入る8月中旬から下旬の夜の森も、いったいどんな感じなのか一度見てみたいところなので、あとは予約にてよろしくお願いいたします。