たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「カブトムシの森探検」前夜調査

2016年08月13日 | 夏はやっぱりカブトムシ
 8月10日(水)は、「カブトムシの森探検」の前夜調査です。
 3日(水)に一度開催しているので改めて調査にいく必要もないし、おみやげ用の生きものも特に用意しない旨ご了解いただいてはいますが、当日は祭日なのでちょっと心配になりました。先行者が多かった場合、タイミングが悪いと1匹も見つからない可能性もありえますからね。



 行きは下道利用。
 途中でちょっと寄ってみた雑木林には、夕方からアカアシオオアオカミキリが出てきていました。自然光で撮ったことはなかったと思うので載せておきます。夜の森でしか見ていないと、なんだか別種のような光沢感かな。



 コンデジのストロボ発光が強すぎましたが、クロカナブンの証拠写真です!?
 やはり自然光で撮りたいと思って明るい場所の木の幹へとまらせたら、すぐに飛び去られてしまいましたねぇ…。



 17時半頃から開催場所の事前調査を開始。カブトムシ♀とサトキマダラヒカゲです。21時半頃まで歩き回ってみましたが、カブトムシのピークは過ぎた感じかな?
 おチビちゃんはスルーして、カブトムシは♂3・♀2の5頭のみキープ。ノコギリクワガタは♂3・♀4の7頭、コクワガタは♂のみ10頭、当日の保険用にキープしておきました。コクワガタはスルーしたおチビちゃんを含めると30頭以上は確認できましたね。
 なんと35㎜のヒラタクワガタ♀も見つかりました! でもなぁ…。放虫の可能性もあるし、もしかすると何とかヒラタだったりして…。たか爺にはよくわかりませんねぇ…。



 チャイロスズメバチたちは健在です。



 この木の近くには少なくとも2つの巣はあるようで、この2頭にちょっかいを出しにきて追い払われているチャイロスズメバチもいましたね。



 これはだいぶ離れた場所の別の木で、ムクゲコノハとの2ショットです。



 きれいなムクゲコノハでしたねぇ~。

 

 カキバトモエも。



 このフクラスズメもまだきれいでした。



 オオスズメバチの未交尾女王は、7月からずっと同じ木にいますね。



 予想通り、今年もクツワムシが大合唱!
 東京でも埼玉でも絶滅危惧Ⅰ類。カブトムシやクワガタムシなんかよりも、レアな虫となっております!?



 鳴き声はクツワムシたちにかき消されるようですが、樹液に来ていたハヤシノウマオイです。



 コロギスも、今年は初めて見ましたね。



 上には、ボクトウガの幼虫も顔を出しています。この木の樹液は秋まで楽しめそうです。



 これは別の木。こうやって樹液に来る虫を待ち伏せしているのかぁ~。



 オオゾウムシです。



 お食事中のアオオサムシ。



 でかいです!
 昔から虫が集まるトイレにいたヤママユですね。
 
 それにしても、「ポケモンGO」は…。カブトムシやクワガタムシのポケモンもいるんだっけ?
 たか爺は当然、やくみつるの発言の支持者ですが、窪塚洋介の言う「ボケモン奴隷ゾンビーズ」は、なんともう「カブトムシの森探検」で使う夜の森でもさまよっておりました…。虫捕りの親子か犬をお散歩させている人にしか出会わない夜の森で、スマホやタブレットの画面を光らせてゾンビのように歩いている人たちって、ほんとうに不気味で怖い存在ですよぉ…。でも、向こうから見れば、たか爺のほうが怖く見えたりして!?
 まあ、時代遅れのアナログじじいとしては、他人に迷惑をかけたり、事故等で自分や他人を不幸にすることのない程度に自由にお楽しみください、というところかなぁ…。

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カブトムシの森探検~ワンダーキッズ~

2016年08月06日 | 夏はやっぱりカブトムシ
 8月4日と5日は、いつもの高原まで1泊でお花見旅行へ。今日は夕方から川遊びと夜間採集・観察会、明日は朝から川遊びと続くので、写真の整理はこれからです…。まずは3日の分をアップしておきます。


photo by yuto

 8月3日(水)のワンダーキッズは「カブトムシの森探検」。



 昨年までは、1人ずつ1本の木の前でカブトムシが出てくるのを静かに待ってもらう「夏はやっぱりカブトムシ」として開催していましたが、1人になることを怖がる子が増えてきましたからねぇ…。移動バージョンに変更です。



 集合場所の駐車場の空には100羽以上のカラスの群。ねぐらへとお帰りになるところですね。



 参加者はキッズ3名+ファミリー1家族2名の5名。アシスタントはゆうとです。


photo by yuto

 うまく網をかぶせたかな?
 高い場所にいるカブトムシは、飛んで逃げられないようにこのままずるずると。クワガタの場合は下からチョンとつついて網の中へ落とします。



 これは根元に。



 直接キープします。



 これも根元。



 小さなオスでしたが、遺伝子は残せたかな?



 でも、かわいそうだから採らない!?



 カブトムシはいくらでも出てきますからねぇ~。



 まあ、最後にみんなリリースしておりましたが。



 とりあえずは、捕まえたいみたいですね。



 ここにも4頭。



 わかるかな? 飛んでいるガも写っております。



 コクワガタもそこそこ見つかりました。ノコギリクワガタはメスのみ1頭。



 アカアシオオアオカミキリです。



 観察中ですね。



 キシタバ。


photo by yuto

 ゆうとが撮っておいてくれたボクトウガの幼虫です。なぜか樹液を離れて木登り中? かなり大きなものでした。



 心配していた雷雨にもあわず、無事生還です!?
 暑い夜にはなりましたが、やぶ蚊は少なくて助かりましたね。

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まだ元気なノコちゃんです

2015年12月25日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 あらっ!? もしかしてまだ生きている?



 12月25日(金)はいよいよ大片づけを開始。まずは玄関のノコギリクワガタを標本にしてから、すでに越冬に入っているオオクワガタの飼育ケースといっしょに物置にしまっておこうかと思ったら、まだ元気にしておりました! 8月上旬の「夏はやっぱりカブトムシ」の際に採集した個体です。
 昔、カブトムシが12月中旬まで生きていたことはあったけれども、ノコちゃんはだいたい10月にはみんなお亡くなりになっていました。もしかしたらこのまま年越しかぁ~!? ちょうど「親子で冬のクワガタさがし」のご案内をアップしたところなので、なんだか不思議ですね。



 こちらは、2014年1月の「田んぼで焼きいも」の際に、田んぼ生きもの公園のヤナギの朽木から見つかったノコちゃんです。これは羽化する時期が遅れて、そのまま朽木内にとどまっていた個体だと思うんですけれどもね。「親子で冬のクワガタさがし」の際には、今までノコギリクワガタの成虫が出てきたことはありません。

 大片づけのほうはまったくはかどらないまま、午後はSVへお正月のお買物へ。なんせ大酒飲みが集まっちゃうからなぁ…。いただきものの高そうな日本酒や焼酎は手をつけないままとってあるけれども、エビスの缶ビール1箱(24缶)・プレミアム・モルツ1パック(6缶)・大分麦焼酎の閻魔は買い足しておきました…。さち婆も、足りなくなりそうな布団やらおせち関係やら、やたらと買いこんでいましたね。



 ストロボでなんだか燃えてるような目はしているけれども、明日も朝一で病院通いのくん爺です…。

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カブトムシの森探検~キッズ&ファミリー~

2015年08月09日 | 夏はやっぱりカブトムシ
 8月8日(土)は、「夏はやっぱりカブトムシ」の移動バージョンとして、「カブトムシの森探検」のお試し追加開催です。関越道の夏休み渋滞は午前中でおさまる感じでしたが、念のためちょっと早めに家を出たらやはり早めに到着してしまいましたね。



 木登り中だったアブラゼミの幼虫は、やはり上までのぼっていってしまっていて、残念ながら開催中に羽化は見られませんでした。



 コクワガタのオスが2頭、木登り中だった木もあります。



 早々とご出勤のカブトムシのメスとオオスズメバチ。



 チャイロスズメバチも3本の木に2~5頭は来ていました。オオスズメバチもチャイロスズメバチも、夜にはお家へ帰ってくれます。入れ替わるようにしてモンスズメバチがご出勤ですが、今年は数が少なくて助かりました。



 夕方には、まだアカボシゴマダラも樹液に残っています。



 参加者は3家族7名。川越から来られたという親子と同時スタートになったため、Aポイントは5本の木のみチェックしました。



 もちろん、カブトムシはもう出てきています。
 次は、この2~3日の間にかなりの木が伐られてしまったTポイントへ。樹液の出は悪くなっているようで、下見の際にカブトムシ9頭が来ていた場所は完全に涸れて、ゴキブリ1匹来ていません…。5日までは楽しめた上のほうもこの日は1頭のみでしたね。



 Dポイントの高い場所はパパたちにお任せです。たか爺はもう首が痛くてなぁ…。



 羽化に失敗していたツクツクボウシ…。



 当初はAポイントからDポイントまで2往復ぐらいする予定でいましたが、他の親子も来ていたため、そのままBポイントへ。この木はその次に見たKの木ですが、コクワガタのほうが多かったですね。Sの木にもコクワガタのみ。



 Aポイントへ戻ると、クツワムシが大合唱していました。



 褐色型です。はるパパが緑色型も見つけてくれましたが、残念ながら写真は撮れず…。



 ピンボケですが、ウマオイも載せておきます。



 木から飛びたったカブトムシを足でキャッチしていたパパ!?



 ムクゲコノハです。考えてみたら、樹液に来ている写真しか今まで撮ったことがないかもしれません。



 別の個体も。



 オニベニシタバです。ハグルマトモエは撮らせてもらえなくて残念…。

 Aポイントにはまた別の親子が来ていましたが、今年は使わなかったOポイントへも入っていたので地元の方かな。Dポイントで出会った3家族ぐらいのグループは、ポイントをあまりよく知らない感じでしたね。
 結局、A・T・D・B・Aと回っても時間は十分ある感じで、この日はさらにAからDまで1往復できました。歩きやすいし、カやモンスズメバチも少なくて何よりです。来年度の「夏はやっぱりカブトムシ」は、移動バージョンも含めて開催することができそうですね。6月の「夜のクワガタさがし」も、こちらでも開催できそうです。
 夜のクワガタさがし、ホタル狩りと暗闇体験、夜の森探検隊、夜間採集・観察会、夏はやっぱりカブトムシと、毎年6月下旬から8月上旬まで続くワンダースクールの夜のプログラムも、今年はこの日ですべて無事終了。最後に、保険用のカブトムシとコクワガタはすべてリリースです。あとは8月末まで、「夜の森探検隊」でも「夏はやっぱりカブトムシ」でもリクエストワンダーにて随時ご案内いたしますので、個別に日程をご相談ください。 


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夏はやっぱりカブトムシ~ワンダーキッズ~

2015年08月06日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 注意事項等のお話し中です。8月5日(水)は「夏はやっぱりカブトムシ」の2回目。参加者はキッズ送迎6名+ファミリー現地3家族7名の13名でした。アシスタントはかこです。これはかこが撮ってくれた写真ですね。



 まずはAポイントへ。



 今年は樹液の出ている木が例年より少ないので、この日は2人ずつにしましたが、あとで子どもたちだけになってもらう予定の場所です。これもかこが撮影。



 これも同じく。



 カブトムシはもうご出勤なので、持ち帰りたい子どもたちには自分の手で採ってもらいます。ここは日没後も活動するモンスズメバチが少なくて助かりますね。



 そのあとTポイントへ移動。コクワガタを採っているところです。



 Aポイントへ戻り、2人ずつになってもらいます。1家族の到着が遅れていたので、2本の木だけ1人ずつになってもらいましたが、1人でも全然OKな子どもたちですね。



 この子の木ではアブラゼミの幼虫も木登りを始めましたが、残念ながら上のほうまでのぼってしまって、羽化までは観察できませんでした…。



 1年生たちは2人でちょうどよかったかな。



 力を合わせて、カブトムシを捕まえようとしておりました。



 落としちゃったかな?



 遅れてきたご家族も無事合流。



 カブトムシを捕まえてみてもらいます。この子は2年生ですが、カブトムシを木からつかみとるのは初めてだったのかな。でも、おくせずすぐにOKでした。



 樹液が出ている木の前で静かに待っていると、カブトムシが飛んでくるところや、飛んできたカブトムシを見ることもできますよね。



 なんだかとてもビビリな2人です。「夏はやっぱりカブトムシ」の雰囲気が伝わる写真にはなっているでしょうか?



 クツワムシの観察中。たか爺の期待通り、Aポイントでは複数の個体が鳴きはじめていました。



 東京・埼玉・群馬等では絶滅危惧Ⅰ類のキリギリスの仲間ですね。



 あとはみんなで再びTポイント。そのあとDポイントまで。



 この日は到着早々、ポイントを熟知している感じの地元の元気なママが2人の男の子を連れて虫探し中だったので、あまり期待はしていませんでしたが、ノコギリクワガタの大型オスとコクワガタの大型オスが捕まりました。帰りにトイレ休憩に寄ったら、他にも何家族か来ていましたね。まあ、昔から人気スポットにはなっております。たか爺としては、そんな親子がもっともっと増えていってほしいところですが、残念ながらどんどん絶滅危惧種に近づいているようです!?
 
 それにしても暑かったぁ…。なんだかこの夏の夜シリーズで一番暑かったような気がします。OS-1を2本持っていって正解でしたね。たか爺も年明けには還暦。年には勝てないからなぁ…。

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夏はやっぱりカブトムシ~ワンダーキッズ~

2015年08月01日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 7月31日(金)は、ワンダーキッズの「夏はやっぱりカブトムシ」。参加者はキッズ送迎2名・ファミリー現地2家族6名の8名です。
 ヒグラシが鳴いていたので、子どもたちにちょっと聞いてみたら、「鳥」!? キッズアシスタントにもなっている6年生と、3年生なんだけれどもなぁ…。ファミリー参加の5歳の子は、「セミ!」と即答でした。



 おチビのコクワちゃんです。
 たか爺はもしかすると、世界中のクワガタの中で一番好きなクワガタかもしれません!? たとえ子どもだってその気になって探せば、都心でもどこでも自分の努力次第で見つけることができるクワガタですからねぇ~。親に買ってもらっただけのどんな外国産のクワガタやカブトムシなんかよりも、はるかに貴重品だと思いますよ。カブトムシだって同じですね。いつどこでどんなふうに暮しているのかわからないと、自分で捕まえることはできません。



 飛んで逃げていくカブトムシ、見えますよね?
 たか爺はノコギリクワガタのメスを網の外へポロリ…。パパたちやたか爺だって、逃げられちゃうこともあります。まあ、そんな失敗も含めて、夜のカブトムシやクワガタさがしは楽しいものです。



 自分の手で捕まえることができたら、子どもたちは絶対にうれしいわけで、もうたか爺の思う壺ですね!?



 たか爺のポイント名を使うと、この日はAポイントからTポイントの木を見てもらってから、Aポイントに戻って1人ずつになってもらいました。1人でいてもらう時間は、早めに切り上げましたけれどもね。



 5本ともカブトムシやコクワガタが出てきてくれましたね。この子の木には、最後にノコギリクワガタのオスもご登場です。



 そのあとまたTポイント経由で、Dポイントまで足をのばしました。これはDポイントの木。
 カブトムシもクワガタもカウントしていませんが、やはり昨晩よりクワガタは少なかったものの、カブトムシは一度捕まえた木に戻ってくると、また次のカブトムシが来ているという感じでしたね。藪こぎ付きのOポイントはパスしました。



 これはBポイントの木。ちょっと疲れ気味だった子どもたちにはちょうどいいぐらいの時間で解散しましたが、「ノコギリが欲しいほしい」と、キッズ2名がうるさくてなぁ…。「そんなに欲しけりゃ自分で探せ!」ということで、9時半近くまで車でMの木、Dポイント、Bポイントと回ります。



 Dポイントではノコギリクワガタのメス1頭。



 ラストチャンスのBポイントではなんとオス2頭、メス3頭です! これは小さかったほうのオスですね。



 それにしても、何枚か撮ってみてもコンデジを狙える写真にはならないコンビです!? せっかく自らの手で目的を達成した喜びを、もう少し自然に表現できないかなぁ…。まあ、いいか。



 アブラゼミも2頭羽化していました。



 外灯も入れて。街の灯りや花火なら絵になったかもしれません!? 

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「夏はやっぱりカブトムシ」前夜調査

2015年07月31日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 7月30日(木)は、高速利用で「夏はやっぱりカブトムシ」の前夜調査です。これは現地着の18時頃。モンスズメバチ・チャイロスズメバチ・アカボシゴマダラが来ています。



 他の木にいたチャイロスズメバチ。



 高い場所にはもうカブトムシが飛んできていました。



 コクワガタです。



 このノコギリクワガタのメスは大きかったですね。この木にはあとでオスも来ておりました。



 前回の調査で見つけたこの木は大当たり! 下に9頭。



 上にも5頭。クルマスズメとオオシマカラスヨトウも来ています。こうなるとモンスズメバチやコメツキも近づけない!? 今年も、当日の保険用のカブトムシをキープしておく必要はなさそうです。



 木のまわりの地面には、カラスやタヌキに食われたカブトムシの残骸が散乱していて、アリやオサムシたちが集まってきておりました。



 18時から21時までポイントを3回ぐらいまわって、たか爺はクワガタのみキープ。コクワガタは♂13・♀4の17頭です。



 ノコギリクワガタは♂4・♀6の10頭でしたが、オスの2頭は超ミニサイズ…。まあ、当日はクワガタのほうはなかなか見つからないと思うけどね!?
 なんだか平日の2回だけではもったいない気がして、以下はお試し追加開催のご案内です。みんな予定があって難しいかなぁ…。

★8月8日(土) お試し追加開催「カブトムシの森探検」

カやスズメバチ、マムシも少ない「夏はやっぱりカブトムシ」のフィールドで、来年度の「夜の森探検隊」幼児でもOKバージョンのお試し開催です。1人になるのが怖い小学生もこちらへどうぞ!?
※参加希望者キッズ3名またはファミリー3家族以上にて開催。持物等は7月31日(金)と同様です。

□19時-20時半 □定員 送迎8名+ファミリー現地で20名
□参加費 キッズ送迎:4.000円/1名 ファミリー送迎:2.000円/1名
       ファミリー現地:1.000円/1名または3.000円/1家族
参加申込受付中!。現在3家族7名。

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「夏はやっぱりカブトムシ」事前調査

2015年07月28日 | 夏はやっぱりカブトムシ
 7月28日(火)の「トンボ公園とビオトープ池の生きものさがし」は雨天中止。寄居は午前中やはり雷雨が降ったりやんだりのお天気だったようですが、練馬は結局雨も降らずに暑いだけ…。なんだか拍子抜けしてしまって落ち着かないので、午後から「夏はやっぱりカブトムシ」の事前調査に行ってまいりました。毎年開催している場所以外のポイントもちょっと気になるので、明るいうちに見ておきたいと思っていたところです。



 オオスズメバチの未交尾女王はさみしそうでなぁ…。人間はなんだかどんどんおかしなことになってしまっているようですが、生きものはみなこの世に生まれたら、とにかく食べて・いろいろな方法で自分の身を守りながら大人になって・結婚して子孫を残す、これが極めて自然なことですからね。自らの意思でそうしないのは、人間の奢りとしか言いようがありません。



 オナガバチのオスです。
 この一角にはいい木が2本、ちょっと樹液が出ている木も1本。コクワガタのおチビちゃんしかおりませんでしたが、夜にも見てみたいところです。少し歩くと他にも2本はそこそこの木が見つかりました。



 昼間の樹液はもうどこでもアカボシゴマダラだらけです…。スズメバチや他のチョウよりは目立つので、まあ、樹液ポイント探しの道案内というところ!?



 昼間から出てきているカブトムシもいます。



 もう「幻」ではなくなったチャイロスズメバチたちがブンブンだった木です。
 この一角は周知の木が6本もまとまっております。木と木の間があまりにも近すぎて、子どもたちを1人ずつにしても意味がないので使っていませんけれどもね!?



 キマワリもたまには撮っておいてあげないと…。
 ここからは毎年使っている場所です。でも、今年はちょっと樹液の状態はさみしいかなぁ…。



 1頭しか写っていませんが、この木にもアカボシゴマダラが2頭おりました。カブトムシももう出てきています。



 ササキリの幼虫です。ちょうどスポットライトを浴びていたので撮っておきました。



 カナヘビも。
 これは昨年まではよかったけど、今年はまったくダメな奥まった場所の木です。他に3本はまあまあの木はありました。



 道沿いの木も3本はOKになっていましたね。



 今回はなんだかオオスズメバチやモンスズメバチよりも、チャイロスズメバチのほうが目につきました。期待していたクロカナブンやアオカナブンには会えなくて、ちょっと残念…。昔一度だけ見たことがありますが、シロスジカミキリもいる森です。

 カブトムシの出具合によっては、子どもたちに1人ずつになってもらう時間を短縮して、ちょっと「カブトムシの森探検」もいいかもしれません。カもマムシもスズメバチも「夜の森探検隊」よりは少ない場所だし、今回歩いてみたら幼児でも大丈夫な短いルートも組めそうなので、来年はこっちでも「カブトムシの森探検」かな。
 

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「夏はやっぱりカブトムシ」事前調査

2015年07月16日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 ナガゴマフカミキリです。かなりおりました。
 7月15日(水)は、現地18時から21時すぎまで「夏はやっぱりカブトムシ」の事前調査。高速利用です。子どもたちを1時間近く1人ずつにするため、今週末から始まる「夜の森探検隊」よりリスクの少ない場所を利用していますが、今年はちょっと荒れ気味で草ぼうぼうになっている場所も多い感じでしたね。まあ、それはそれで、たか爺としてはクツワムシのほうが楽しみにはなります。



 キマダラカミキリもいました。ホソカミキリは動きまわって写真は撮れず…。
 と、何だかカミキリばかり多くてクワガタがいないなぁ~と思っていたら、ご出勤が遅かっただけで安心しました。でも昨年あたりから、いい感じだった木が伐られてしまったり、折れて倒れたり、細い木なのに昨年はチャイロスズメバチが集まっていて、夜になるとカブトムシだらけだった木も弱りきってしまったようです。根元付近にちょこっと出ている木は多いので、あと2週間でもう少し樹液の状態がよくなるといいですね。



 ニイニイゼミの抜殻です。ヒグラシももう鳴いています。



 いったん開催場所を離れ、車で移動しながら周辺のポイントも見て回りました。高い場所にはカブトムシたちが集まりはじめます。



 ズームするとこんな感じ。きれいなピンクのベニスズメも、ホバリングしながら樹液を吸っていました。トイレ休憩+ちょこっと様子見で使っていた駐車場の内2ヵ所は、夜間は使えなくなっていましたが、ここはいい木が5本はあるので行き帰りにも楽しめそうです。



 開催予定の場所へ戻ると、例によってカブトムシだらけ…。



 早くもお相手を見つけていたカブトムシたちもいましたね。
 この日は下見の下見みたいな感じなので、持ち帰る予定はなかったのですが、爺になっても男の子は男の子!? ついつい手が出る…。今週末からの「夜の森探検隊」の保険用に、低い場所にいた♂8・♀4のみキープしておきました…。



 キシタバです。



 ハグルマトモエ。この時期はガもまだとてもきれいな個体ばかりです。



 クワガタのほうは、写真を撮ろうとするとすぐに逃げられてしまうので、見つけたら即キープ! おチビちゃんたちは今度リリースしてきましょうね…。ノコギリクワガタの♂2・♀2、コクワガタの♂10・♀3でした。

 今日明日は完全におこもりして、18日の「魔法の小枝でキーホルダー作り」の準備をしないと…。18日からはいよいよ今年の「夜の森探検隊」がスタートですが、夏風邪が長引いていささか難儀しております…。

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夏はやっぱりカブトムシ

2014年08月15日 | 夏はやっぱりカブトムシ

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 8月4日(月)は直前調査、5日(火)・6日(水)・7日(木)はワンダーキッズで「夏はやっぱりカブトムシ」です。たか爺としては、子どもたちに夜の森で1人ずつになってもらって、日没後真っ暗になるまでの間、樹液に集まる生きものたちの変化を見てもらいながら、暗闇や夜の気配を全身で感じとってもらえればいいかなという感じですね。参加者は3日間で計17名でした。

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 子どもたちが見ているものは、トウキョウカブトムシ!? 

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 「東京」ではなく「頭胸」で、もちろんまだ生きております! でも、なぜ? たか爺の話をちゃんと聞いていた子には、もうわかりますよね!?
 
夜になるとこんな感じの木です。毎年「夏はやっぱりカブトムシ」で使っているフィールドは、ゴキブリよりもカブトムシのほうが多いんじゃないかという場所なので、捕食者も多いようですね。カブトムシを食べたのは誰? もご参考までに。ちゃんと調査された方たちの記録です。

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 日没前には現地着。まずはみんなで樹液ポイントを一巡します。

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 ヒメスズメバチ・シロテンハナムグリ・クロカナブンの3ショット。ハエも来ているので4ショットか…。
 今年は「幻のスズメバチ」のチャイロスズメバチが、20頭近く群れている木もありました。たか爺でも怖くて近づけないので、写真は遠くてブレブレ…。いっぱい来ていたぞという写真が撮れなくて残念でした…。

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 あとは、樹液が出ている木の前で、しばらく1人ずつになってもらいます。
 この2人ではありませんが、しょっちゅう「たかじい、たかじい、たかじい」とうるさかったり、懐中電灯を森の中へ向けてやたらと照らしまくっていたり、時間ばかり聞いてくる子どもたちは、本当の怖がりですね!? 

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 さすがにこの木は危ないので、子どもたちはつけませんでしたが、日没までチャイロスズメバチたちに占領されていた木も、チャイロスズメバチたちが巣に帰ると、入れ替わるように夜間も活動するモンスズメバチやガの仲間が集まってきます。

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 やがてカブトムシたちもご登場。しばらくすると、交尾も始まりますよね。

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 レアもののスズキベッコウハナアブは、日没前後の限られた時間帯にだけ姿を見せます。
 ヤブキリはよく見かけましたが、今年はコロギスには会えませんでした。やっぱりレアなクツワムシにはまだ早く、ちょうど今頃大合唱しているところかな。

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 キシタバとコシロシタバ。

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 オニベニシタバとムクゲコノハです。

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 フクラスズメとベニスズメ。ガもきれいでしょ?

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 大きなガが誰かの頭の上を通過中!?
 ナガゴマフカミキリも。

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 最後にまたみんなで他の木を見にいってみます。

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 最終日の7日には、万が一の保険用のカブトムシとコクワガタをリリースですね。結局毎年使うことはないけれども、コクワガタはもらわれていったほうが多かったのかな。
 直前調査の際に、新しいポイントもいくつか見つけたので、来年は幼児親子向きの「夜の森探検隊」をこっちで開催してみてもいいかもしれません。藪蚊にモンスズメバチ、マムシその他のリスクはより少ないですからね。でも、セミの羽化ポイントが見つからないと、ちょっと物足りないかなぁ…。


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「夏はやっぱりカブトムシ」事前調査

2014年07月26日 | 夏はやっぱりカブトムシ

 土日の親子でワンダー「夜の森探検隊」は、公園管理者のご好意により、閉園後も公園内の駐車場に車を停めたままでOKとなりました。7月25日(金)は、管理事務所へ公園出入口のカギを借りに行ったついでに、「夏はやっぱりカブトムシ」の事前調査で別の公園まで。

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 今年もカブトムシの心配はしなくてよさそうですね。樹液の出具合はいまいちでしたが、ポイントになる木は10本以上あるし、夕方からすでにこんな状態になっている場所もありました。夜まで待たずに10頭だけキープ。土日の「夜の森探検隊」の保険用です!?
 カブトムシなんかよりよっぽどレアなクロカナブン。もう少し撮らせてくれるとよかったのに、すぐに飛び去ってしまいました…。

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 例年通り、ヒグラシは大合唱しておりました。羽化が見たいので、抜殻を探してはみるものの、なかなかポイントが見つからないままです…。
 「幻のスズメバチ」のチャイロスズメバチが集まっていた木もありましたね。
 

 公園に来る途中、大昔(長男が小2の時だったと思うから25年ぐらい前?)初めてノコギリクワガタを捕まえた狭山湖のポイントへも寄ってみました。でも、思い出の木はすでに伐られていて残念…。周囲の様子もだいぶ変わっていて、ちょぴりさびしかったかなぁ…。


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夏はやっぱりカブトムシ-2

2013年08月11日 | 夏はやっぱりカブトムシ

 8月6日(火)・7日(水)・8日(木)のワンダーキッズは、「夏はやっぱりカブトムシ」。火曜はキッズ4名、水曜はキッズ5名+ファミリー1家族2名の7名、木曜はキッズ4名が参加してくれました。天候が不安定で、練馬では午後7時に大雨洪水警報が出た6日も、現地では、雨はまったく降りませんでしたね。水・木は暑かったけれども、「夜の森探検隊」同様に今年はカが少なくてほんとうに大助かりです。

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 現地到着後、まずは樹液ポイントをみんなでひと回りします。もうカブトムシが来ていたり、クワガタが見つかる木もありますよね。水・木はカブトムシの出足がちょっと遅い感じでした。

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「幻のスズメバチが見れてよかった。」
 これは、れまの感想。真っ暗になる前には、
チャイロスズメバチも火曜に1頭、水・木に3頭ずつ確認できました。埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類。画像は木曜のものです。

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 ポイント回りのあと、自分が担当する木を選んでもらいながら、子どもたちを1人ずつその場に残していきます。火曜にはNACOT(NACS-J自然観察指導員東京連絡会)のかず爺、木曜にはキッズアシスタントのげんたとゆうたがお手伝いに来てくれたので、「入口」と「階段」の両端の◎の木も含めて、子どもたち同士の間隔をあけることができてよかったですね!? たか爺1人だと、子どもたちの様子を見回るために端から端まで何度も往復しないといけないので、けっこう大変です…。
たか爺、やっぱり怖い。」
 これは、2年生の女の子。それでも、この子は最後まで1人でがんばれました。つかめなかったメスのカブトムシも、最後にキープです。終了後の感想は、「ちょっと怖くてさみしかったけど、カブトムシがいてよかった」となりました。
 今年の「夏はやっぱりカブトムシ」には、1年生の女の子も3名参加してくれましたが、初めから1人になれなかった子が1名、チャレンジはしてみたけど途中から泣きべそをかいちゃったので、同じ学年の妹がいる男の子といっしょにいてもらった子が1名、最後までがんばれた子が1名という結果でした。みんな「怖くなかった」らしい木曜も、自分から担当する木を決められた子はかいとだけでしたね!?

 たか爺にとっては、「夜の森探検隊」のほうがハイリスクで怖いんだけれども、子どもたちにとっては昔から、「夏はやっぱりカブトムシ」のほうが怖いようです。短時間でも1
人になっちゃうので当たり前ですが、たまにはそんな夜があってもいいでしょ!? それなのに、懐中電灯を忘れたお馬鹿さんも水・木に各1名おりました…。

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「たくさんつかまってうれしかった。」
「1人でいた場所、大きいのがいっぱい。5匹きた。」
 自分の木にカブトムシが飛んできたり這いだしてきたら、キープするもよし、そのまま観察するもよし。
 2枚目の画像は木曜のちょっと探検コースの木ですが、この状況じゃねぇ…。たか爺がオスのみキープしました。

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 キープしないでおくと、こんなシーンも観察できます。今年は意外とコクワガタも多いほうだったかな。ノコギリクワガタは残念ながらメスのみでしたが、3頭見つかりました。

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 クツワムシです。たか爺としては、今年の「夏はやっぱりカブトムシ」の№ワンダー! 東京・埼玉・群馬では絶滅危惧Ⅰ類で、昔からここには生息していますが、下草刈りの影響か時期の問題だけだったのか、鳴き声を聴いたのは何年ぶりかな。
 火曜はこの1頭と行き帰りにおトイレタイムで寄る駐車場近くに1頭だけでしたが、水・木には数も増え、子どもたちにも見てもらうことができました。

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 木曜には褐色型も。体格のせいか実に堂々としたもので、近くで見ていても鳴いてくれるし、写真も撮らせてくれます。ウマオイのほうは、すぐに跳ねるか飛ぶかして逃げてしまって、とうとう1枚も撮らせてもらえませんでしたけれどもね…。
「マラドーナじゃなくて、あれ、何だったっけ?」
 これは、お手伝いに来てくれたげんたとゆうたです。ガではないけれども、子どもたちが気味悪がるカマドウマは、今年は少なかったかな。

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 ムクゲコノハとキシタバ。きれいなんだけど、子どもたちにとってはみんなただの「ガぁ…」になっちゃう…。

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 ハグルマトモエ♂とカキバトモエです。

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「ぼくたちの秘密の木。」
 これは、しんのすけだったかな。最後にみんなで寄ってみましたが、火曜には6頭。でも、もう見るだけでいいですよね。水曜には4頭、木曜には0頭でした。
 オオブタクサの茎はアオバハゴロモだらけで、「ハゴロモ使い」でもちょっと遊ばせてもらいました。

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 8月8日にて、夏休み前半のワンダースクールもすべて終了。9日から14日までは、たか爺も夏休みをとらせてもらいます。今年もほとんど必要なかった保険用のカブトムシとクワガタたちも、最後にすべてリリースですね。クワガタのほうは、もらわれていったほうが多かったようです。
 カブトムシのピークは過ぎてしまいますが、「夜の森探検隊」や「夏はやっぱりカブトムシ」は8月末までOKなので、あとは個別に日程をご相談ください。調整の上、ご案内いたします。


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夏はやっぱりカブトムシ-1

2013年08月06日 | 夏はやっぱりカブトムシ

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 8月3日(土)は、キッズ&ファミリーの「夏はやっぱりカブトムシ」です。キッズ2名+ファミリー5家族10名の12名が参加してくれました。

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 まずは「夜の森探検隊」のように樹液ポイントをひとまわりしたあと、子どもたちにはカブトムシがやってきそうな木を自分で選んでもらって、1人ずつ静かに夜とカブトムシを待ってもらいます。今回は小1から小4の7人が挑戦してくれましたが、やはり最初からお母さんと離れられなかった子も1人。お子さんから離れられなかったお母さんはいなかったのかな!?

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 ハグルマトモエです。カブトムシといっしょにいるほうが♀で、もう1枚のほうが♂ですね。
 カブトムシの出具合は昨晩ほどではなかったけれども、先行者が1名いたのと、近くで花火大会があったためかな。ノコギリクワガタの♀やコクワガタも何頭か見つかっていましたね。

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 最後に、昨晩見つかった秘密の木へ。やはり根元の樹液に10頭以上のカブトムシがひしめきあっておりました。でも、最初にカブトムシの写真を撮っておかなくて大失敗…。並べてアップしたかったのに…。火・水・木はワンダーキッズの「夏はやっぱりカブトムシ」ですが、果たしてどんな状況になっているでしょうか。


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「夏はやっぱりカブトムシ」事前調査

2013年08月03日 | 夏はやっぱりカブトムシ

 8月1日(木)のねりま遊遊スクール「ストーンペインティング」は、キャンセルが多くて参加者が10名未満となったため、練馬区教育委員会の規定により中止しました。考えてみれば、今年から「水ガキばんざい! 川遊び」の時間を正味2時間から、お弁当や身支度等の時間も含めて10時から14時の4時間に変更したので、やりたい子どもたちにはその際に楽しんでもらえばいいですからね。

 8月2日(金)は、「夏はやっぱりカブトムシ」の事前調査です。関越の川越あたりで急に土砂降りになりましたが、現地に着くと雨もいったん上がってくれました。18時からポイント回りです。ヒグラシが大合唱で、ツクツクボウシも1頭はもう鳴いていました。

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 7月18日の下見の際の№とポイント名順でいくと、①の「P脇林3」ではコクワガタ♂の40㎜程度をキープ。②の「入口」にはなんとあの「幻のスズメバチ」チャイロスズメバチが2頭です。もう1枚のほうは⑤の「P下1」に来ていたもの。途中で1頭飛んできましたがすぐにあきらめたところを見ると、違う巣のハチだったのでしょうか? 7月に見つけたちょっと探検用の「橋」③にも1頭来ていて、5頭は確認できましたね。チャイロスズメバチに関しては、ワンダースクール通信№591を見てみてください。

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 カブトムシはねぇ…。もういくらでもいるけど、♀が増えてきた感じかな。画像は⑧の階段の木です。ガはコシロシタバがやたらと目立ちました。
 ③の「ビ1」、④の「ビ2」と回ったら、すぐ横にもう1本樹液を出しはじめていた木も。⑨「ビ2横」とでもしておきましょうか。⑦⑧は1人の子に見てもらうとして、これで「入口」から「階段」までの間で8名までは、子どもたちを1人ずつにすることができますね!?
 ちょっと探検用の「橋」でももう1本発見。カブトムシは来ているものの、「
奥林」①は昨年ほどではなく、②は途中から折れてしまっていました。しかもコゲラの巣穴程度の穴からモンスズメバチが出入りしています…。すぐ横の7月に見つけた巣も健在なので、最初にちょっと見てもらうだけにしておいたほうが無難かな。

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 最後には、こんな木も新たに見つかりました。まわりの下草の状態からいくと、地元の子どもたちもまだ知らないようです。このあとちょっとラーメンを食べに行って戻ってきたら、6頭が13頭に倍増…。18:47と19:19の画像です。でも、今年は秘密にしておきましょうかね。20時までもうひとまわりしましたが、カブトムシは40頭以上でしたからねぇ…。この日はもちろん確認のみで、お持ち帰りは0ですよ。


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事前調査

2013年07月19日 | 夏はやっぱりカブトムシ

 7月18日(木)は、現地15時半から17時で「夏はやっぱりカブトムシ」の下見に行ってきました。今回は樹液ポイントのチェックだけです。ニイニイゼミがとてもにぎやかでしたが、以下、たか爺にしかわからない№とポイント名順!?
 ①の「P脇林3」は△。コクワ♀とカナブンが来ていました。裏林の◎の木は伐られてしまいましたが、代わりになりそうな木もない感じです。カブトムシが育つ場所なので、トラップを仕掛ければOKなんだけれども、この森ではそんな必要はありませんよね。

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 ②の「入口」は今年も◎。スズメバチたちにも人気があります。夏型のアカボシゴマダラも来ていました。きれいなチョウなんだけれどもね…。
 ③は「ビ1」とでもしておくかな!? 今年もこんなかわいそうな木が2本…。本来◎の木で、これでも〇です。
 ④は「ビ2」ですね!? 一応〇。

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 ⑤の「P下1」も〇。樹液をめぐる争いでけっこう頑張っていたクロカナブンも、モンスズメバチ3頭の集中攻撃にはかなわず、このあと下に落とされてしまいました。
 ⑥の「P下2」も〇かな。
 ⑦⑧の「階段」は合わせて〇。
 全体的に樹液の出具合はまだいまひとつという感じでしたが、とりあえず適当な距離をおいて、7人までは子どもたちを1人ずつにすることが出来そうです。これからの木もあると思うし。でも、夜も活動を続けるモンスズメバチが、今年は多いかもしれませんねぇ…。

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 ちょっと探検用の「橋」①②は、今年はまだ×でしたが、③の木を発見。カブ♀が2 頭来ていました。
 昨年◎だった「奥林」①も今年はまだ△で、②のほうが◎。コクワ♂が隠れていましたが、モンスズメバチ3~4頭に邪魔されてキープできません。そしたらなんと、①と②の間の木の根元に、モンスズメバチの巣があったんですねぇ…。いつものようにモンスズメバチたちを採ってからキープなんて、無理をしなくてよかったぁ…。危ないところでした。今年は①は手前まで、②は反対側からしか近づけない感じです。人数が多い日はパスしたほうが無難かな。

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 これは番外、トイレの木!? モンスズメバチ2頭はネットインして、カブ♂♀はキープです。
 ヤマユリの花も咲いていました。咲いていると、匂いでわかりますよね。引きあげる頃には、ヒグラシもいっせいに鳴きはじめましたね。

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 嫌いな人はごめんなさいねぇ…。移動して、18時から19時は「夜の森探検隊」の直前下見です。いきなりなんときれいなジムグリが道の上で夕涼み中!? この公園で見たのは初めてですねぇ~。この日の№ワンダーです! 何年か前に夢の平林道でジムグリと出会った年は、「夜の森探検隊」でもマムシやアオダイショウの幼蛇が多かったような気がします。巳年の今年はどうでしょうか?

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 カは例年より少ない感じですが、顔まわりではずぅ~っと羽音がしている状態で、頬と耳はボコボコです…。樹液の状態も少しずつ良くなってきて、カブ♂1に♀2は確認できました。ウスバカミキリも今年は初対面。
 20時まではいる予定でしたが、とにかく暑くてかゆくておなかは減るしということで、早々に退散です…。明日からいよいよ今年の「夜の森探検隊」、「夏はやっぱりカブトムシ」と続きますが、一番の問題はたか爺の体力気力が続くかどうかだなぁ…。


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