5月1日(日)は、キッズ&ファミリー「小川の生きものさがし」で巾着田です。参加者は定員ジャストの5家族20名。キッズアシスタントのしおんがお手伝いに来てくれました。
連休中ということもあって人も出ていましたねぇ~。午前9時半前には到着しましたが、すでに駐車場はいっぱいで奥の臨時駐車場利用となっていました。まあ、そのほうが集合場所にも開催場所にも近いので、ワンダースクールとしてはかえって助かりましたけれどもね。大半は川原でのバーベキュー組ですが、小川で生きものさがしをしていた親子連れも多くて、たか爺としてはちょっとほっとしました。
集合場所の東屋で、「危ない」というより「痛い」おもいをすることもある生きものの説明中です(しおん撮影)。
今回もけっこう捕まっていたナベブタムシ。
「きれいな水」に棲む水生のカメムシの仲間ですが、特殊な呼吸方法で完全に水中で生活できるそうです。お口でチクッと刺されるとどの程度痛いものなのか、身をもってチャレンジしていた子どもたちもおりました…。今回は4歳の子が大当たり!? でも、泣き出すほどではない?
幼虫を見つけてくれた子もいましたね。
1時間ほど、小川の生きものたちを実際に捕まえてみてもらいます(しおん撮影)。
小さな子どもたちでも安心な小川ですよ(同上)。
何が捕まったのでしょうか(同上)。
タイコウチを2匹も捕まえてくれた親子です。
ナベブタムシと同じく水生のカメムシの仲間ですが、おしりの長い呼吸器の先を水面に出して呼吸しています。つかむと死んだふりをしますよね。
この大きなアメリカザリガニもこの親子が捕まえていました。
この子は魚狙いで、カワムツ3匹をゲット!
カワムツです。オイカワの幼魚を捕まえていた子もいました。
このタモロコは、ワンダースクールのご家族が捕まえたものではありませんが、写真だけ撮らせてもらいました。
捕まった生きものたちの観察中です。
なんと青いエビ! 昔青いアメリカザリガニを捕まえていた子はいましたが、ヌマエビの仲間では初めて見ましたね。
トンボの幼虫のヤゴでは、ハグロトンボ(かアオハダトンボ)が個体数№1。
イトトンボの仲間。
コヤマトンボです。
ヤマサナエ。
カワトンボはもうほとんど成虫になっていて、個体数も多かったですね。
ニホンカワトンボにしておきますが、無色翅の個体。
同じく橙色翅のほうです。
ヒラタドロムシの幼虫を見つけてくれた子もいます。
シロタニガワカゲロウの幼虫。
マダラカゲロウの仲間の幼虫を見つけてくれたご家族もいました。
ヨシノマダラカゲロウ? まあ、いい加減なたか爺のことですので、他の生きものも含めて種名に関しては絶対に信用はしないように…。
こうして見てみると、けっこう上までのぼっていたなぁ…。でも、木登りがしたかったわけではございません。枝に引っかかってしまった遊び道具を回収中です…。お見事!
いいお天気で川遊びができるぐらいの暑さにもなったので、午後もゆっくりしていかれたご家族が多かったようですね。