たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

夜はオオミズアオと戯れて

2023年06月21日 | 湯の丸・鹿沢高原など

 6月9日(金)は鹿沢万座パークボランティア「植物相調査②」終了後、野草園にてまたクリンソウを。


 今回はコンデジのOLYMPUS Tough TG-6使用です。


 このあといつもの休暇村嬬恋鹿沢にチェックインしました。まずは部屋で缶ビールを飲んでから、夕食ビュッフェへ。いつもの地酒飲み比べセットも。あとは部屋で焼酎タイムですね。


 温泉に入る前に一服して喫煙コーナーから出てきたら、ちょうど夜のお散歩会から帰ってきたさち婆がいたのでロビーへ。そしたらガラスの向こうには、ロビーの灯りに飛んできたオオミズアオかオナガミズアオの姿が。


 リゾワテラスに出て、20時半頃から今度は夜の観察会と相成りました!? とりあえずオオミズアオにしておきますが、まあ、きれいなガのそっくりさん同士なので個人的にはどっちでもいいかなぁ~。くれぐれも同定の参考などにはなさらず、違っていたらご容赦を! 


 以下は、広島大学デジタルミュージアムの「オオミズアオとオナガミズアオの見分け方」より。これでも、たか爺にはいまだによくわかりませんねぇ…。垂直にとまっていた場合には、とまり方が▽形か△形かで何となく見当をつけているみたいな感じかなぁ…。

「・オオミズアオの傾向
後翅の眼状紋はより扁平で小さく見える
触角は茶褐色で,前翅前縁は赤い部分と白い部分の境界が曖昧.
翅端は丸みを帯び,翅の外縁が緩く波打つ.
幼虫は頭部が茶褐色.
食樹は様々な広葉樹.
 ・オナガミズアオの傾向
後翅の眼状紋はより円形で大きく見える(眼状紋下部の膨らみが大きい).
触角は緑色で,前翅前縁は赤い部分と白い部分の境界が明瞭.
翅端は尖り,翅の外縁が直線的.
幼虫は頭部が緑色.
食樹はハンノキ類,ヤシャブシ類に限られる」


 幼虫ぐらいはっきりした違いがわかるといいのですが…。
 

 別個体です。2頭来ておりました。


 あとはまださみしい限りで、ウチキシャチホコが何頭か来ていたぐらいでしたね。ここで一句、じゃなくて人の句を…。
「どの虫も声を出さざる灯取虫」右城暮石


 翌10日(土)の朝食ビュッフェはこれぐらいにしておかないと…。


 今度は自然光にて改めて。


 元々成虫は口が退化していて飲まず食わずなので、このまま陽にさらされて死んじゃうんだろうなぁ…。で、もう一句。
「灯取虫大いなる蛾となり落つる」星野立子

 7月にはさち婆のみ鹿沢万座パークボランティアの「池の平湿原 高山植物の巡視、美化活動」に参加予定なので、たか爺はその間高原の花よ蝶よと戯れてきますが、灯取虫の観察も楽しみですねぇ~。クワガタやコガネムシの仲間も登場して、ガの種類も調べきれないぐらい増えていると思います。続く。

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