Music Mania

No Music No Life

花魁Rocker 東海市ダイナマイト

2024年04月29日 | 花魁ROCKER
4月28日は花魁ROCKER、愛知県東海市のダイナマイトでのライブだった。

四日市からメンバー5人でステップワゴンに乗り込み、まずは愛知県大府市を目指す。
ナビでの到着時刻は11時40分くらいで、ちょうどランチに間に合うはずだ。
晴天のなか伊勢湾岸道を走るのはとても楽しい。
ちょっとした遠足気分だ。

昼前に大府市の三代目下村牛という焼き肉屋さんに到着する。
ここは質のいい焼き肉ランチをとてもリーズナブルな値段で食べられる店で、グルメ隊長のユキちゃんが見つけてくれたのだ。
僕となっちゃんとユキちゃんは焼き肉定食を注文、田中さんはハンバーグ定食、道中さんはすき焼きだ。
霜降りの見るからに質の良さそうな牛肉が7〜8切れ、それをテーブルの網で焼いて食べる。
僕はふだんほとんど焼き肉を食べないので、あまり肉の質についてはよくわからないのだけど、これはとても美味しい焼き肉であることは間違いないと思う。
そこへキムチとスープとご飯がついて1400円しなかった。
ありえない安さだ。

お腹が満たされてもスイーツは別腹ということで近くの星野珈琲店へ行く。
全国区の有名チェーンなので知ってる人も多いだろうし、僕も愛知や滋賀の他店には行ったことがあるけど、当然大府市の店には初めて来た。
ちょうど5人が入れる個室が空いてたのでそこへ案内してもらう。
僕と田中さんはちょっとレトロなプリンを注文。
昭和時代を思い出すような懐かしさのあるプリンで美味しかった。
他の人もそれぞれスイーツを食べながら、おしゃべりが止まらない。
今日のライブの打ち合わせとか、そういう話ではなく、あくまでも雑談だけど。

だいたいいい時間になったので本日の会場である東海市のライブバー、ダイナマイトへ行く。
店内は1950年代のアメリカをモチーフとした、まさにロックンロールな雰囲気で、とうぜんBGMはオールディーズである。
そして想像していたよりはるかに店内は広く、また飲食のメニューも豊富なので、ライブのない日はフィフティーズレストランとしても営業しているのだろう。
ステージは店の角地の三角地帯にあり、壁にはリッケンバッカーやグレッチなど、これまた50年代〜60年代っぽいギターが飾られている。
ライブバーといえど、ドラムもギターもマイクで音を拾ってPA出力となっている本格派だ。
面白いのはステージの真ん前に少しだけアリーナスペースがあり、そこから直接バンドの応援が出来るようになっている。

サウンドチェックが終わると控え室に案内される。
控え室は店の2階にあり、そこは控えというよりラウンジのような店(廃店)だった。
元はフィリピンパブだったらしい。

この日のライブは主催の鬼バンドさんによる企画で、5組のバンドが出演する。
すでに予約だけで満席となっているようで、どのテーブルにも予約札が貼られている。
これだけのお店が満員になるなんて、よほど地元で人気のバンドが登場するのだろう。
よそ者である僕らは完全にアウェイなんだけど、きっと大丈夫、僕らのライブはいつでもどこでも大ウケだから。

1組目はたけうち製麺という某うどん屋みたい名前のバンドだ。
曲はプリプリ、相川七瀬、松田聖子など80年代〜90年代のJロック、Jポップで、三重県だとG-SPC、関西だとすぽっっとらいとが似た感じの曲をやっている。
ここはボーカルのお姉さんのキャラがとてもいい。
明るく天真爛漫、もちろん歌もうまい。
僕らもアリーナへ降りてしっかり応援させていただく。

2組目はキムロックというバンドで、BOOWYの曲だ。
今も変わらず僕らの世代に大人気のBOOWYで、今までいくつのコピバンを見てきただろうか。
それぞれのバンドにはそのバンドの売りがあり、ここは氷室京介のソロからの選曲と、「唇にジェラシー」をやってたのが良かった。
ただ、次が自分たちの出番なので準備のため控え室に戻る。

3組目で花魁ROCKER、今回は珍しくオープニングSEなしでのスタートとなる。
1曲目「勝手にしやがれ」でマスターからもう少しギターのボリュームを上げろと指示される。
サウンドチェックのときにはギターの音が大きいのでこれ以上は絶対に上げるなと言われたのに、お客さん多いとだいぶ変わってくるようだ。
あとから動画を見ると、もっと大きくても良かったくらいだ。
ほとんどのお客さんは僕らのことを知らないのだけど、けっこうアリーナにも人が集まってくれて大いに盛り上がる。
よく見るとテーブル席も盛り上がってるようでなによりだ。
今回の持ち時間は40分ちかくあるので、いつもより2曲多いセットで勝負をかけたけど、それでもあっという間にライブが終わってしまう。
ライブが終わってたくさんの人から最高に良かったと声をかけていただいた。

セトリ
1.勝手にしやがれ
2.カサブランカダンディー
3.飾りじゃないのよ涙は
4.カモメが飛んだ日
5.歌うたいのバラッド
6.絶対絶命
7.万里の河
8.私は嵐

4番目に登場のEストリートバンドは矢沢永吉のコピバンだ。
ボーカルさんは矢沢永吉になりきっていて、えいちゃんファンならたまらないだろう。
マイクスタンド、白いスーツ、髪型、そして顔も声も似ている。
また楽器隊のレベルも高く、しっかりボーカルを支えている。
「レイニーウェイ」「チャイナタウン」「アイラブユーOK」など僕の好きな曲をいくつもやってくれてとても良かった。

トリは今回の主催である鬼バンドだ。
ここは懐かしの横浜銀蝿で、矢沢栄吉と並んで日本の不良ロックの看板的存在である。
セトリはもちろんロックンロールのオンパレードで、僕らもアリーナに降りて踊りまくる。
完全にダンスホール状態でめちゃくちゃ楽しい。
ステージで繰り広げられるロックンロール、なっちゃんもユキちゃんもたけうち製麺のボーカルさんも皆ロックンロールクイーンになって踊りまくりだ。
こういうタイプのライブって今まで体験したことなかったけど、最高に面白い。
こうして楽しすぎる1日は終わったのだった。

20240428 花魁Rocker

ディスカバービートルズ2

2024年04月20日 | ビートルズ
昨年4月から続いていたNHK-FMのディスカバービートルズ2が3月末をもって終了した。
ビートルズ愛に溢れた実に素晴らしい番組だった。

ビートルズマニアがビートルズについて語る。
それも前回のディスカバービートルズ1回目も含めて2年も語る。
それでも視聴者のほとんどは、さらにディスカバービートルズ3を期待している。
もちろん長くなればなるほど、よりマニアックになってしまうので、僕としてはこの辺でもういいかな、という気がする。
全てのジャンルはマニアが殺す、というくらい、あまりにマニアックになりすぎるのはよろしくないのだ。

そんななか、それでも出来るだけ初心者もついて来れるよう十分配慮されていたと思う。
ビートルズマニアにしか通用しない常識、それを知ってることが前提になってるなんてことはなかった。

僕は今回とくに面白いと思ったのは、分身の術と称したコーラス多重録音を使った解説だ。
とくにThis Boyの三声ハーモニーをパート別に聴くことが出来てとてもよかった。
一番下のジョン、一番上のポールはまだわかりやすいけど、真ん中のジョージのパートがとても難しい。
こんなコーラスワークが出来るなんて、さすがビートルズだなと思った。

今年2024年、とうとうディスカバーシリーズがなくなってしまった。
マイケル・ジャクソン、ビートルズ、クイーン、カーペンターズ、再びビートルズと来たら、次はストーンズかスティービー・ワンダーか、プリンスも面白そうだし、デビッド・ボウイも聞きたい。
けど、語る人がいないのだろう。
1年かけてじっくり語る、それも出来るだけミュージシャンに語らせるのがいいんだけど、難しいよね。

というわけで、杉真理さん和田唱さん、ディスカバービートルズ2お疲れ様でした。

大阪万博

2024年04月14日 | 日常
大阪万博が行われるようだけど、どう贔屓目に見てもうまくいってるようには見えない。
いや、わかりませんよ?
僕は関係者じゃないし、建築のことも素人なのでわからないし。
万博よりも能登半島の復興に力を入れろ、という意見も多い。
そりゃそうでしょ。
でも万博と復興は別のことなので、影響はないらしい。

で、なんだかんだ言っても万博は開催されます。
もし万博が失敗だったとしても誰も責任とりません。
いや、失敗などしないから。
必ず万博は大成功だったとなります。
実際に大成功かどうかと、大成功だと発表することは別。
どんだけ赤字だったとしても、万博は愛知万博をはるかに上回る大成功でした、やってよかったでしょ?となります。
もしかすると現場の責任者とかは何らかの形で責任取らされるか、あるいは責任感じて自ら命を断つ人もいるかもしれないけど、表向きは大成功になります。

毎度のことながら、偉い人(←何が偉いのか知らんけど)は責任とりません。
責任とらされたり、泥をかぶったりするのはいつも現場の人間なのです。
今から万博を中止にする勇気のある人はいない。
明治維新時、江戸総攻撃の前日に中止にした西郷隆盛みたいな人はいません。
どうせ開催されるのなら成功した方がいい。
現場の人のために。

東海市ダイナマイト

2024年04月14日 | 花魁ROCKER
次回の花魁ROCKERは、愛知県東海市のFunky Live Dinner ダイナマイトでライブします。

4月28日(日)鬼企画「鬼ナイト」
Funky Live Dinner ダイナマイト
愛知県東海市加木屋町陀々法師 14-291 1F

16:00 開場
17:00 スタート

17:00 前説
17:10 たけうち製麺
18:00 キムロック
18:50 花魁ROCKER
19:40 ゲストバンド(20分)
20:00 E street band
20:50 鬼バンド

今回も対バンは面白そうなバンドばかりだ。
たけうち製麺は80年代〜90年代の邦楽カバーで、中村あゆみ、相川七瀬、アンルイスなど。
キムロックはBOOWYで、いくつものBOOWYコピバンを見てきた僕としても非常に興味深い。
E street bandは検索してもブルーススプリングスティーンしか出てこないので、詳細不明。
主催の鬼バンドは横浜銀蝿のコピバンだ。
横浜銀蝿って、懐かしいな、僕が中学生の頃人気だったロックンロールバンドだ。

店には行ったことないけど、本格的なライブハウスではなくライブバーっぽいように見える。
逆に言うと、普段ライブハウスに行かない人でも入りやすいお店だと言える。
皆さまのお越しをお待ちしております。


MAZDA2 サンリットシトラス

2024年04月14日 | クルマ
妻の新しいクルマはMAZDA2のサンリットシトラスというモデルだ。
色はプラチナクオーツメタリックという薄いベージュみたいなカラーで、とても似合っている。
グリル内はピアノブラック調の艶のあるもので、周りのクロームメッキ装飾と相まって質感の高さの演出になっている。
ヘッドライトはLEDで、昔のハロゲンタイプよりかなり光量が多い。
アルミホイールも標準でサイズは15インチだ。
サイドウインドウ上部のバイザーは不要なんだけど、これは最初から付いていたのものだ。中古車なので仕方がない。
モデルとしては決して新しくはないものの、クルマ全体から漂う質感の高さでいえば、他社の同クラスのクルマと比べても決して見劣りしないと思う。

内装も薄いクリーム色みたいな明るい色調で、足下のフロアマットまで同じ色だ。
ここはどうしても汚れるところなので、こんな明るい色だと余計に汚れが目立ってしまいそうだ。
シート素材はグランリュクスというもので、いわゆるアルカンターラとかエクセーヌみたいな肌障りのいいものである。
そこへシトラスをイメージした黄色のアクセントが入り、アーガイルの模様がある。
ドアの内張りも同じ素材で、手がよく触れるところは合成皮革になっている。
こういったところの質感がとても高く、まるでちょっとした高級車みたいな風情がある。
ダッシュボードはプラスチックだけど、少し柔らかい素材を使っていて、またエアコンの吹き出し口には、やはりシトラスをイメージした黄色の装飾が入る。
シフトレバーは昔ながらのタイプだけど、表示部分はピアノブラック華飾される。
メーター周り、ドアノブ、エアコン吹き出し口にはサテンメッキが使われ、Bセグメントのクルマとしては非常に上級に見える。

装備は、このクラスのクルマとしては最上で、ステアリングは上下だけでなく奥行きの調整も出来るテレスコピックが付いてるし、質感の高いシートには3段階のシートヒーターも付いている。
エアコンはもちろんフルオートで、ドアミラーはドアキー連動だ。
スピードメーターはアクティブドライビングディスプレイと呼ばれるもので、メーターの上部の透明パネルにスピードだけでなく道路の制限速度やナビの案内まで表示される。
ヘッドライトはハイビーム、ロービームの切り替えが自動で、ドアミラーには斜め後方からの物体に対する警告灯がある。
そしてルームミラーは後方からの光に対して自動で明るさが調整される。
オーディオは6スピーカーで、ちょっとビックリするくらい高音質だ。
書き出すとキリがないのでこの辺にしておくけど、とてもBセグメントとは思えない充実しすぎ装備なのだ。

走りについても文句はない。
エンジンは1500ccの高圧縮タイプで、基本的には僕のMAZDA3と同じものだけど、こっちのほうが車体が小さくて軽い分より軽快に走る。
とはいっても、前車のデミオほど軽い走りでなく、もう少し重さを感じるものだ。
走り初めてまず感じるは、その清酒性の高さだ。
すでに17000キロ走ってあるクルマだけど、おそらく新車時の静かさをキープしていると思う。
乗り心地はハードだ。
このクルマのキャラからするともう少しソフトでもいいような気がするけど、マツダのクルマって基本的にこんな感じなので、慣れれば問題ない。とはいえ他社から乗り換えた人は乗り心地悪いと感じるだろう。 
そのかわりワインディングロードでの走りはピカイチで、その気になればかなりスポーティーな走りが出来るだろう。
そういう走りをするクルマではないんだけど、本気になれば相当走れる気がする。
まだ高速道路は走ってないけど、おそらくピタッと安定した走りをするに違いない。

燃費は純粋なガソリンエンジン車としてはすこぶる良い。
下道のロングドライブだと1リッターあたり23キロくらい走る。
ただし今はハイブリッドの時代、リッター30くらい走らなければ決していいとは言えない。

おそらく純粋なガソリンエンジン車を買うのはこれが最後になるだろう。
次のクルマは必然的にEV車、もしくはPHEVになると思われる。
それまでこのクルマを大事に乗っていきたい。

MAZDA2 サンリットシトラス