Music Mania

No Music No Life

みのミュージック洋楽ランキング

2020年12月05日 | 音楽
みのミュージックランキングの洋楽編が発表された。

リスナーさんが選ぶ洋楽ランキング100-30位


リスナーさんが選ぶ洋楽ランキング29-1位


こちらの方がしっくりくるというか、知ってるアルバムが断然多く、48枚が聴いたことのあるアルバムたった。
それも、邦楽編より納得のいくアルバムが多いので、このランキングはとても自分好みである。
みの氏も言ってるけど、ある意味日本人らしいランキングだと思う。
とくにクリムゾン「レッド」「宮殿」イエス「危機」などはローリングストーン誌のランキングには入ってこないし、全体的に見てブラックミュージックが少ないのも日本的だ。
というか、もしイギリスでこういうランキングをすれば、案外これに近いような気もする。

なんとなくみのミュージックリスナーらしいと感じるのは、ニルバーナの評価が高く、メタル系の評価が低いところだ。
邦楽編でもそうだったけど、メタルに厳しいのは米ローリングストーン誌も同じだ。
また、ビートルズが中後期が多く、ファンに人気の「ヘルプ!」や「ハードデイズナイト」が入っていないのも面白い。
そして、ストーンズからは60年代後半から70年代初めに集中していて、「女たち」や「刺青の男」が入っていないのもみのミュージックリスナーらしい。

97位 The Beatles「For Sale」
    Miles Davis「Kind of Blue」
95位 Queen「Greatest Hits」
91位 Jimi Hendlix「Electric Ladyland」
87位 The Doors「The Doors」
    John Lennon「Plastic Ono Band」
85位 Aerosmith「Rocks」
81位 Led Zeppelin「House of the Holy」
78位 Stevie Wonder「Songs in the key of Life」
76位 The Beatles「Please Please Me」
75位 Steely Dan「Aja」
    Billie Eilish「When We All Fall Asleep Where Do We Go」
70位 King Crimson「Red」
66位 Derek and The Dominos「Layla and Other Assorted Love Song」
65位 Michael Jackson「Off the Wall」
64位 Prince and the Revolution「Purple Rain」
62位 The Rolling Stones「Sticky Fingers」
60位 Queen「Sheer Heart Attack」
56位 AC/DC「Back in Black」
54位 Led Zeppelin「Physical Graffiti」
43位 The Rolling Stones「Beggars Banquet」
42位 The Rolling Stones「Let It Bleed」
    Eagles「Hotel California」
39位 Yes「Close to the Edge」
37位 Led Zeppelin「Led Zeppelin」
36位 Red Hot Chili Peppers「Blood Sugar Sex Magik」
33位 Led Zeppelin「Led Zeppelin II」
32位 The Rolling Stones「Exile on Main St.」
31位 The Beatles「Magical Mystery Tour」
27位 Michael Jackson「Thriller」
23位 Queen「Queen II」
22位 King Crimson「In the Court of Crimson King」
19位 David Bowie「The Rise and Fall of Ziggy Stardust 」
18位 Nirvana「In Utero」
17位 Sex Pistols「Never Mind the Bollocks Here’s the Sex Pistols」
16位 Queen「A Night at the Opera」
15位 Radiohead「Kid A」
13位 The Beach Boys「Pet Sounds」
10位 Led Zeppelin「Led Zeppelin IX」
9位  The Beatles「Rubber Soul」
8位  The Beatles「Sgt Peppers Lonely Hearts Club Band」
7位  The Beatles「The Beatles」
6位  Pink Floyd「The Dark Side Moon」
5位  Radiohead「OK Computer」
4位  The Beatles「Abby Road」
3位  The Beatles「Revolver」
2位  Nirvana「Never Mind」
1位  Oasis「Morning Glory」

ディスカバービートルズ その25

2020年12月05日 | ビートルズ


11月29日放送のディスカバービートルズは、「ゾーンに入ったポールマッカートニー2」ということで、後期ビートルズの中からポールのノリに乗った曲紹介だった。
ジョンと違い、とても真面目に音楽に取り組んでた感のあるポールだけど、まさに才能爆発状態で、いろいろなアイデアを試しては、それを名曲と呼ばれる域にまでもっていってレコードにするというのを繰り返している。

毎月最終週のディスカバービートルズは、トライセラトップスの和田氏がDJなのだが、彼はモノラルのアナログレコードにこだわりがあり、毎回自分の持ってるレコードをかけている。
今回ももちろん所有のモノラルレコードからのオンエアだが、「ヘルタースケルター」のモノラル版を初めて聴いた。
すると、いつも聴いてるステレオ版とはエンディングがぜんぜん違っていて驚いた。
極めて貴重な音源を聴くことが出来て良かったんだけど、僕としてはステレオ版の方が好きだ。

他に、「レットイットビー」のシングル版もオンエアされた。
この曲も2バージョンあり、一つはアルバム「レットイットビー」収録のフィル・スペクターがプロデュースしたもの。
もう一つがジョージ・マーチンプロデュースのシングル版で、僕は断然こっちの方が好きだ。
1981年の映画「悪霊島」の挿入歌になったのはこのシングルバージョンだった。
当時、中学生だった僕と友人達は横溝正史の小説にはまっていて、秋に悪霊島の実写版が上映されることがわかり、是が非でも見に行かねば、と考えていた。
夏くらいからラジオでCMが流れるようになり、バックにはレットイットビーか流れていた。
それを気に入った友人の一人がレコードを買い、それを録音したカセットテープが回ってきたのが、僕とビートルズとの出会いになる。
なので、レットイットビーは僕にとってとくに重要な曲なのだ。