風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

22世紀

2011-10-07 | 数字
国立社会保障・人口問題研究所の将来人口予測によると、2101年には日本の人口がほぼ100年前の4706万人くらいまで減少するという。
ただし、それには「現在の出生率(1人の女性が産む子供の数)1.39が続けば」という前提です。

【日本の人口推移】
1904年・・・4436万人
1967年・・・1億人突破
2004年・・・1億2778万人
2009年・・・1億2751万人
2101年・・・4706人(予測)
 
現在、先進国の平均が出生率は2.08くらいで、これだとほぼ人口は長期的に維持できるそうである。
日本がもし、このまま減りつづけると、今後100年で8000万人も減り、減少率は先進国で世界一になるという。

教育費がかかりすぎる、保育所が足りない、親の就労不安定(結婚・出産年齢層の非正規労働者増大)など、子育てのしにくい社会的・経済的問題が解決されないかぎり、これからも少子化は避けられないだろう。

100年後の22世紀、もちろん自分は生きてはいないので心配することでもないのだが、気にかかることがある。
今のまま、高速道路や地方空港、拠点港湾などの巨大公共事業をどんどん進めて、はたして誰が使うのだろうということ。
コメント (2)
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減らない労災

2011-06-18 | 数字
厚生労働省は17日までに、仕事でうつ病などの精神疾患を発症し、労災認定された人が2010年度中に過去最高の308人になったと発表しました。

その内容は
労災申請数 1181人(前年度比45人増)※2年連続過去最高
認 定 数   308人(同74人増・最高年度比39人増)※過去最高
※うち自殺・自殺未遂(65人)

業種別
社会保険(20人)
社会福祉・介護(それぞれ20人)
医療(20人)

年代別
20代(74人) 30代(88人) 40代(76人)

原因
「仕事の内容、量の大きな変化」(41人)
「ひどい嫌がらせ・いじめ・暴行」(39人)

就業状態別
正規職員・従業員(208人)
非正規(25人)

過労による脳・心臓疾患労災
申請数 802人(前年度比35人増)
認定数 285人(同8人減)
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