風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

やっぱり!

2011-07-31 | 社会
保安院 やらせ指示
中部電に07年原発シンポで
動員・推進発言を工作


上は昨日の新聞の見出しです。
いわゆる、九電の「やらせ」メール問題について、経産省が他の電力会社にも調査させていた中で、今度は原子力安全・保安院が原発推進の「やらせ」質問の工作を指示していたことが明らかになった。

原子力の「規制機関」であるはずの保安院が「やらせ」まで依頼していたことには、もう怒りを通り越して言葉すらない。
内容については、新聞やテレビで報道されているのでここでは繰り返さないが、国会に関係者を招致し徹底して真相を明らかにすべきだ。

保安院が原発推進の経産省の一部局であることに根本問題がある。以前から規制機関と推進機関の分離が求められてきたが、いよいよその必要性が明らかになった。
保安院による「やらせ」が今回公表されたものだけなのか。他の電力会社にもおこなわれていた疑いもあり、徹底解明が必要だ。


※4月に詠んだ一句「保安院 頼りないから 不安院」
 きょう改めて一句「保安院 不安院に 身を落とし」

夏の風

2011-07-29 | 趣味
27日、朝から蝉の声がやかましいく、空には厚く雲が覆っている。
午後からのダンスパーティーに誘われていたが、少し疲れ気味だったので断った。

今にも雨が落ちてきそうな空模様だったが、自転車でぶらりと淀川の河川敷まで出かけた。
ここのところの暑さに負けて、自転車で出かけるのは本当に久しぶりだ。



家から10分、淀川の堤防に到着。生ぬるい風が青々と伸びた草を揺らしている。
堤防の地道をゆっくりと走ってみた。ジワジワという地面を踏みしめるタイヤの音が何とも心地よい。



河川敷のアスファルト道に降りて、丈ほどに伸びた葦の間を少し走った。夏風に葦はざわざわと音を立て揺れている。



先日の雨によって少し増水している淀川は滔々と流れている。嫌なこともいっしょに流していってくれそうな感じだ。



走ったのは1時間足らずだったが、久しぶりに付き合ってくれたMyバイクと対話ができた。
充実した時間をありがとう!

もう一つの感動

2011-07-25 | 社会
           左後方で横向き(背番号8)が宮間選手?

今朝の新聞に、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)の決勝、ペナルティーキック(PK)が決まって日本が優勝した瞬間について、こんな記事を見つけた。

優勝が決まった瞬間、選手たちはいっせいに駆け出して、抱き合ったり飛び跳ねたりして喜びを表した。
だが、この歓喜の輪に加わらなかった選手が一人いた。それは、決勝戦でも大活躍した宮間あや選手だったと。

彼女は、その訳を「PKは運。米国の選手に失礼だから」と、喜ぶことなく、相手のもとに歩みより、一人ひとりの健闘をたたえたというのです。このことを、米国代表でゴールキーパーをやっていたソロ選手が自国のテレビで明かしたという。彼女は、宮間選手とは米プロリーグでチームメイトだった。

そのソロ選手は次のように語っている。「試合後、彼女(宮間)は喜びをあらわにしなかった。私たちが負けて、どれだけ傷ついていたか、わかっていたから」。そして、「その出来事は、本当に日本が尊敬すべき国だということをあらわしているでしょう」と。

そして最後に、「アヤ、あなたは日本で初めてW杯を勝ち取ったのよ。私たちはいいから、早くお祝いをしなさい」といったという。

涙が出そうないい話だ。

オーバー サングラス

2011-07-24 | 日常
この夏から、テニスの時やサイクリングなどアウトドアの時はできるだけサングラスをかけることにした。我が家のワンちゃんが白内障になったので心配になった。

テレビで宣伝しているキャップのツバに取り付けるやつでなく、メガネの上からかけられるスポーツにもってこいのいいやつがあるのだ。上側や側面からも紫外線が入らないような形状に工夫されている。


      すこしデカイですが

メガネと2つかけるので、初めのうちは少し違和感があったが慣れるとそれほどでもない。テニスでサーブを打つ時にも太陽がまぶしくなく、ほんとうに目が楽だ。
ただ、少し大きめなのでサングラスをして帽子を深くかぶっていると、「誰かわからない」と言われることも。


      こんな格好でテニスを

趣味のテニスと社交ダンスには、やっぱりボールが見える目と音楽が聞こえる耳が欠かせないから。大事にしなくちゃ。

地デジ考

2011-07-24 | 社会


テレビのアナログ番組が今日の昼で終了。明日の午前0時から画面は「砂嵐」状態になる。ニュースによると、デジタルテレビやチューナーが品不足で、手に入らない状態もあるという。

この問題で、テレビ局(NHKも民放も)がほとんど伝えない問題が一つある。
それは、今回の地デジ完全移行にともなって、いろいろな理由でテレビ見れなくなる、いわゆる「テレビ難民」といわれる世帯が発生していることである。
高齢者や低所得世帯など、その実態は政府もわからない(「(難民」の確たる数字は分からない」片山総務相)ということ。

放送技術の進歩で地デジに変わっていくのは当然としても、まだまだ使えるテレビやビデオデッキなどを大量廃棄すること、「テレビ難民」の発生を懸念する声を無視して強行するやり方等は、やはり考えなければならないのでは。

それともう一つ、画面はきれいになったが、一向に良くならないのは番組内容。NHKは別にして、民放の相も変わらない「軽薄でドタバタ」な番組のなんと多いことか。民放からは、「受信料を頂いていないから」と言われればそれまでだが…。

どうにかならんのか。きょうも、怒り、呆れ、悲しんでいる。