風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

マイナスからの出発?

2014-12-31 | 日常

先日、ほぼ1か月ぶりにテニスをやったところ、スピードあるサーブが打てなく筋力の衰えを顕著に感じました。それも、上半身の力です。11月の中頃から何やかんや忙しく、ほぼ1か月間ほどまったく筋力トレーニングをしなかったのです。ただ、週一回の社交ダンスは続けていたので、下半身の方はそれほどでもなかったのですが。

私の筋力トレーニングはジムに行ってのお金をかけた本格的なものではなく、腕立て伏せなど自宅でテレビを見ながらのものです。たまに、家に置いてある古いダンベルを使う程度です。
今までも、1か月間ほどやらなかったことはあったのですが、この歳になってその衰えの速さに驚きました。

ということで、久しぶりにやったのはよかったのですが、腕立て伏せだけでも胸の筋肉がバリバリと悲鳴をあげるのです。
無理をするとケガになると思って、軽めに3、4種類を行ったところ翌日は筋肉がパンパンでした。

これとは関係ないですが、何年かぶりに風邪らしい風邪をひいてしまいました。さいわい年末年始ですから、あまり出歩かずにゆっくり休んで治したいと思います。
こんなことで新しい年は体力的にはマイナスからの出発になりそうです。

それではみなさん、よいお年を!

久々に熱く語る

2014-12-28 | 日常
昨夜は急遽、趣味の会の友人と二人半(一人は店のおかみさん)忘年会でした。
日頃の会の例会では何気ない会話でけだった二人が、この夜は酒が入ったこともありお互い日頃思っていることを思いっきり話すことができた。
本来、お酒の力を借りなくても話をすることができて、それぞれ理解が深まるということはあるでしょう。ただ、私のこれまでの経験から、〝お酒が入れば、より本音で話ができる〟・・・これは酒飲み?の勝手な理屈でしょうか。

いろいろ話している中で彼が言った「相手との考えが違っても、それぞれの主張を認め合う(同調するのではない)こと」「人にお願いをするときには、その過程より結果が大事」の二点は、彼の長年の職業から得た教訓でしょうか。なかなか考えさせられる言葉でした。

軟らかい話から硬い話まで2時間半。
お互い酔っぱらうほどではなかったが、「久々に熱く語ることができた。気持ちが若返った」と彼が言った。
年齢からくる肉体の衰えはやむを得ないが、「気持ちだけは、もう少しガキの頃でいたいものだ」と言いながら男同士の固い握手でサヨナラをした。
冷え込みが厳しい宵でしたが、駅までの帰り道、心はほっかほっかでした。
駅前のイルミネーションがきれいでした。(上の写真)

生い立ちの景色(47) イサム兄ちゃんが婿養子に

2014-12-22 | 生い立ちの景色
1962年。9月。
小学校4、5年生ころからずーと一つの布団で寝てきたイサム兄ちゃんが結婚することになった。
お相手は田んぼも畑も多く持ってる農家で、しかも3姉妹の長女だという。
本人はあまり気がすすまなかったらしいが、長兄の嫁さんや母親が強く勧めたのでしぶしぶ?承知したようだ。
後で、兄嫁が言ってたが、実はイサム兄ちゃんには付き合っている人がいたという。

兄ちゃんは会社のサッカー部に入っていたので、仕事が終わってから練習しているらしく、帰りは普通の人より遅く、休みの日にも試合があるとよく出かけて行った。
練習の後に飲みに行くのか、酒の匂いをさせて帰ってくることが多かった。一つの布団で寝ているので、酒飲んで遅く帰ってきて、そのまま布団に入ってきたときなどは酒臭かった。

毎晩、背中で温もりを感じていた兄ちゃんが婿養子に行ってしまって、一人でゆっくり寝れるようになったのはよかったがちょっ寂しくなった。
婿養子先では苦労しているらしい。キャベツの出荷時期になると、朝5時に起きてキャベツの穫り入れをしてから会社に行くらしい。
嫁さんとはうまくやっているようだが、舅がちょっと口うるさい人らしくいろいろ難しそうだ。
たまに帰ってきた時には、そんなことをこぼしていた。

イサム兄ちゃんの思い出はいろいろある。
小学2、3年の頃に淀川で泳いでいて溺れて死にそうになったのを助けてもらったこと。欲しくて仕方がなかったグローブを買ってもらったことなど・・・。

イサム兄ちゃん、がんばって! 農家の三男坊のオレも、何年先には婿養子かもしれない。

虚構の多数

2014-12-17 | 社会
総選挙が終わりました。
選挙結果について「自民党が大勝」と報道されていますが、本当に国民の多数が支持したんでしょうか。

政党の力関係をもっとも端的にしめす比例代表選挙での自民党の得票率は33.11%です。
しかし、議席は総定数475の61%に当たる291議席を獲得しているのです。
〝3割の得票で6割の議席を〟得たのは、何よりも大政党有利に民意をゆがめる小選挙区制によるものです。

一方、私の支持していた共産党の得票率は11.37%ですが議席は21議席で、議席占有率はたった4.42%です。
得票率がそのまま議席に正確に反映される制度なら共産党は54議席になるのです。

このような民意を正確に反映しない制度の中で日本共産党が21議席に躍進したこと、そして、沖縄の4選挙区のすべてで新基地建設反対の候補者が勝利したことは重い民意です。
安倍政権が、今回の結果をもって、すべて白紙委任を与えられたと国民の多数の声に背き、消費税引き上げ、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄新基地建設などを強行することは許されません。