暑さに負けて、ここ2か月くらいご無沙汰していたサイクリング、今日は曇っていて、それほど暑くないので久しぶりに出かけた。
特に何処にということはなく、上牧(高槻市)から淀川右岸を下った。まだ、風は少しなまぬるいが、やっぱり気持ちがいい。河川敷のヨシも、金・土に降った雨で一息ついているようだ。
枚方を過ぎてすぐのところに芥川に架かる橋があり立ち止まって上流を見たら、水面に何か動くものが見えた。だんだんこちらに近寄ってきた。体長50㎝くらい。ラッコは海やし、もしや絶滅したカワウソか。慌てて写真を撮った。それがこれ↓。
そこから、河川敷を鳥飼方面に走り、寝屋川新橋を過ぎた辺りで本流沿いの道に出てみたら、一人の釣り人が、竿を大きくしならせて魚と格闘していた。手伝ってあげようとしたが、なんとか自分で取り込んだ。
45㎝くらいのコイ?だった。が、よく見ると、色もちょっと変やし、鱗がちょっとしかない? でもヒゲはある?
二人が、「変な鯉ですね」と言いながら写真を撮ったのがこれ↓。
思わぬ出会いがあり、少し遅くなった昼食の後は、河川敷の大きな木の下でしばし昼寝(夢を見たが、もう忘れてしまった)。
帰り道、枚方の水辺公園で休憩していたら、電動自転車で通りかかった人が話しかけてきた。腎臓透析をして、近いうちに移植(奥さんから)手術をするという。なんで、話しかけられたのかわからないが、誰かに話さずにはおれないほど不安があったのかも。八幡市(京都府)に帰るという。手術がうまくいくことを祈る。
【家に帰り、写真の動物と鯉について調べました】
上の泳ぐ動物は、最近、あちこちの川に繁殖して問題になっている
「ヌートリア」でした。
戦時中、毛皮の材料にするために輸入された動物で、湿地帯を好んで生息する動物。農産物を食い荒らすので害獣指定・駆除対象です。戦時中は「ヌートリア」と言う英語名では都合が悪いとの事で、日本名を「掌理」(ショウリ)と云ったとか。
下のコイは、ドイツ鯉と和鯉の混血種の
「鏡鯉」でした。「ドイツ鯉」は、この他に鱗がまったくなく、表皮がなめし皮のような「革鯉」という種類がいる。「ドイツ鯉」は、繁殖力があり成長も早いため、ヨーロッパでは食用に品種改良が重ねられて養殖されてきた。体高があり、びっくりするほど大きく(肥満体)なる。日本には1904年に持ち込まれたといわれている。