NHKの籾井勝人会長が25日の就任会見で、「慰安婦は戦争国のどこにもいた」、NHKの国際放送について「政府が右と言えば、左と言うわけにはいかない」、秘密保護法については「一応(国会)通ちゃたんで、言ってもしょうがない。政府が必要だと言うのだから、様子を見るしかない」と発言。
受信料を納めている一人として、黙ってはいられないのでNHKに電話した。
「マスコミでも大きく報道され、視聴者からも批判の声が出ているが、NHKは、あの会長発言をどう思っているのか。会長は辞任すべきではないか」というと、「発言が適切でなかったと取り消している。NHKのホームページ上で、視聴者の皆さんにはその旨を知らせている」という返事。
「視聴者から批判や抗議の声は寄せられているでしょう?」というと、「はい、たくさんいただいています」と。
「NHKのホームページには、『NHKの行っている公共放送という仕事は、政府の仕事を代行しているわけではありません。国営放送でも半官半民でもありません」「放送法は、NHKがその使命を他者、特に政府からの干渉を受けることなく自主的に達成できるよう、基本事項を定めています」と書いてある、あの会長発言は、それを逸脱しているのではないですか?」といううと、返ってくるのは、「あなた様の声は、しかるべき部署に届けます」と言う決まり文句だけ。
実は、電話対応する人たちが正規のNHKの職員ではなく、委託会社の人だということを以前から知っていたのですが、改めて聞いてみた。「あなたたちはNHKの職員ではなく、委託会社というか請負会社の方ですね」というと、ちょっと申し訳なさそうな感じで「はい」ということだった。
「あなたたちのことを、どうのこうのというつもりはありませんが、責任ある返答をしていただくためにも、視聴者の声を聞く部署の方には正規の職員を配置する必要があるのではと思います。ぜひそのことも伝えておいてください」と言った。
「NHKをよく見るし、いい番組も多いと思っているのです。時の政権に追随することなく、視聴者、国民の立場にしっかり立った番組づりと放送を期待しているんです」と注文を付けた。
安倍首相は、マスコミ経営者や幹部との会食を繰り返し、NHKに対しては、自らの“お友達”を経営委員に大量に送り込むなど、マスコミ対策を強めている。
今回の事態は、籾井氏のNHK会長としての資格が根本から問われることは当然だが、同時に、NHKを「国営放送」と呼んだ百田尚樹氏らを経営委員会に送り込んだ安倍内閣の責任も鋭く問われなければならない。
受信料を納めている一人として、黙ってはいられないのでNHKに電話した。
「マスコミでも大きく報道され、視聴者からも批判の声が出ているが、NHKは、あの会長発言をどう思っているのか。会長は辞任すべきではないか」というと、「発言が適切でなかったと取り消している。NHKのホームページ上で、視聴者の皆さんにはその旨を知らせている」という返事。
「視聴者から批判や抗議の声は寄せられているでしょう?」というと、「はい、たくさんいただいています」と。
「NHKのホームページには、『NHKの行っている公共放送という仕事は、政府の仕事を代行しているわけではありません。国営放送でも半官半民でもありません」「放送法は、NHKがその使命を他者、特に政府からの干渉を受けることなく自主的に達成できるよう、基本事項を定めています」と書いてある、あの会長発言は、それを逸脱しているのではないですか?」といううと、返ってくるのは、「あなた様の声は、しかるべき部署に届けます」と言う決まり文句だけ。
実は、電話対応する人たちが正規のNHKの職員ではなく、委託会社の人だということを以前から知っていたのですが、改めて聞いてみた。「あなたたちはNHKの職員ではなく、委託会社というか請負会社の方ですね」というと、ちょっと申し訳なさそうな感じで「はい」ということだった。
「あなたたちのことを、どうのこうのというつもりはありませんが、責任ある返答をしていただくためにも、視聴者の声を聞く部署の方には正規の職員を配置する必要があるのではと思います。ぜひそのことも伝えておいてください」と言った。
「NHKをよく見るし、いい番組も多いと思っているのです。時の政権に追随することなく、視聴者、国民の立場にしっかり立った番組づりと放送を期待しているんです」と注文を付けた。
安倍首相は、マスコミ経営者や幹部との会食を繰り返し、NHKに対しては、自らの“お友達”を経営委員に大量に送り込むなど、マスコミ対策を強めている。
今回の事態は、籾井氏のNHK会長としての資格が根本から問われることは当然だが、同時に、NHKを「国営放送」と呼んだ百田尚樹氏らを経営委員会に送り込んだ安倍内閣の責任も鋭く問われなければならない。