風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

来年用に?

2012-12-30 | 趣味
クリスマスは済みましたが、クリスマスソングといえば山下達郎の「クリスマス・イブ」や甲斐バンドの「安奈」、桑田佳祐の「白い恋人達」が定番で、自分でも時々歌いますが、実は密かに?今年のクリスマス用に新しい歌を練習していたのです。曲名は「一時間だけのクリスマス・イブ」(作詞:朝比奈京子 作曲:杉本眞人)です。

クリスマスイブの12月24日までにと思って一週間くらい猛練習したかいがあって、なんとか歌うことができるようになったのですが、ギリギリだったので24日のイブの日には1、2回しか歌うことができなかったのはちょっと残念でした。来年のクリスマス用にとっておきます。

わたしが歌を覚えるのはほとんどyoutubeでです。この曲「1時間だけのクリスマス・イブ」も、すぎもとまさとが歌っているものを聴きながら覚えました。昨日、久しぶりに聞こうとしたら、「この動画は、株式会社○○さんによる著作権侵害の申し立てにより削除されました」のコメントが出て見れなくなっていたのです。

しかたなく、きょう紹介するのは他の方のカバーになりますがご勘弁ください。すぎもと節の乗りのいい曲です。来年のクリスマスまでは一年近くあるのでよかったらみなさんもマスターしてください。

一時間だけのクリスマス・イヴ cover by momo

走り納め

2012-12-29 | 趣味
絶好の天気、残っていた大掃除を早々に済ませて今年最後のランにマンテンバイクで出かけた。今日は、いつもあまり走らない宇治川左岸を道草しながら上流に向かってのんびりと。

  
写真左より①小春日和に釣り糸を垂れる ②左手前は淀競馬場、後方は雪の愛宕山 ③元網元山田家
途中、久御山町の東一口(ひがしいもあらい)に寄り道した。ここは、1933(昭和8)~41年干拓によって消滅するまで周囲約16キロメートルの湖沼・巨椋池の堤防にあった村。往時の面影が残る家並みがいい。巨椋池漁業の総帥を務めた大庄屋屋敷(登録有形文化財)の山田家も老朽化がすすみ、一年前からは住み人おらずで町の管理に移されることになった。
伏見に向かってゆっくり走った。正面には伏見桃山城、やや左、北の方向には雪の愛宕山がくっきり見える。むちゃ、気持ちがいい。
伏見着いた。いつもは観光客が多い通りも、今日はがらんとしている。いつもは自転車に乗って通っている道を、自転車を押しながらゆっくり歩いてみた。街を歩く人の多くは、正月用品を買い求める地元の人が多いようだ。あちこちの店先からは、お客と店の人が交わす京都弁による年末のあいさつが聞こえてきた。

   
写真左より①月桂冠を豪川側から ②元遊郭の家屋(中書島) ③正月用品を売る露店(大手前筋商店街)
年の瀬くらいは店に入ってゆっくりと昼食をと思ったが、やはりコンビニへ入ってしまった。いつもはおにぎり2個と…が定番だが、きょうは少しはりこんで鉄火巻きにした。伏見港跡公園のベンチに座り、さあ食べようとしたら、どこからともなく、ニャーの鳴き声が。横を見ると黒白のネコが〝何かちょうだい〟というようにじーとこっちを見ている。ノラ?に食べ物をやったらダメと聞いているので、心を鬼にして無視した。でも、ちょっと可哀そうだった。

  
写真左より①桂川に戯れるカモ ②鳥も食べない渋柿か ③枯れヨシと青い空
向かい風を覚悟していた帰路だが、ほとんど風もない宇治川右岸にバイクを走らせた。桂川の河川敷の冬枯れ景色が西陽を受けながら黄金色に輝いていた。

選挙考

2012-12-29 | 社会
先般の総選挙、私の住む小選挙区の大阪10区では、維新の会の松波健太氏が当選し、敗れた民主党の辻元清美氏が比例復活で議席を得た。この二人、前回の2009年には、松浪氏が自民党で辻元氏は社民党からの立候補だった。

我が町の町議会に「草の根市民派」といわれるH氏とT氏の二人の町会議員がおられ、今回の選挙では、この辻元氏を応援された。もちろん、どなたがどの党を候補者を応援するかはまったく自由なことで、他がとやかく言うものではないことはもちろんです。ただ、この二人の町会議員のブログに、選挙最終日の辻元氏の演説について次のように書かれているのには少し気になった。

T氏は、「午後8時直前、マイクおろしの街頭演説 わたしの応援史に残る演説となった」と、そしてもう一人のH氏は「『戦前の失敗は戦争だった。戦後の失敗は安全としてすすめた原発だ。原発ゼロを目指す』という力強い決意をお聞きしました」と述べ、「最後の辻元演説」を高く評価されている。

実は、私にも辻元選挙事務所から選挙ハガキが来たので、彼女の言動について次のような(要旨)質問をした。
彼女が社民党を離党し民主党に入党したことについて、当時の社民党福島党首は「応援した人を裏切っていくことは、一人の政治家として良いことではない。理念より権力に近寄る方を選択すると思ってしまう。すごく残念だ」と、述べていることを紹介して、
①「社民党から、政策的に大きな違いがある民主党に移ったこのことについてどうのように説明するのか」
②「民主党野田政権は、消費税増税、原発再稼働、TPP参加賛成だが、辻元氏のこのハガキにも公報にもそのことが一つも書かれていない、隠しているのではないか」と聞いてみた。

応対した事務所の男性の答えは、①については、「有権者の方には説明してます」②については、「全てに賛成しているわけではありません。党内では(辻元議員は)自分の意見を述べています」というものだった。
再質問はするつもりはなかったが、ひと言だけ、「辻元氏が消費税増税反対、原発再稼働反対なら民主党に留まっているのはおかしいのではないですか」というと相手は黙ってしまったので、「これは私の意見です」といって電話を切った。

辻元氏の「最後の訴え」を直接聞いていないので、その全体についてモノをいうことは控えます。ただ、日頃から「原発の危険性」を指摘され、「権力より理念」を大事にされている二人の町会議員さんにはちょっと聞いてみたい。
「理念より権力に近寄る方を選択する」政治家、「原発再稼働容認」に賛成する政治家を支援することと貴方たちの日頃の言動との整合性はどうなんですかと。

納め

2012-12-26 | 日常
納めの時期になり、毎年のことだがちょっと忙しい。
家の掃除、5日くらい前から毎日2時間くらいずつやっているのだが、まだ終わらない。
やり方の要領が悪いのか、自分の持ち分が多い?のかこの調子なら、あと2、3日くらいかかりそうだ。

毎日2時間づつといわずに、一気にやってしまったらと思われるかもしれませんが、性分として、一日中同じことをずーとやる根気がないのです。そんな訳で、きょうもあそことあそをと朝から予定している。
それと、もう一つ理由があるのです。

趣味の方の納めもいろいろ入っているのです。社交ダンスパーティーがつづき、レッスンの納めが明日まであるのです。そして、今日の午後はカラオケの歌い納めに誘われているので行かなくちゃ。
毎年、掃除を終えた翌日に最後にサイクリングの納めをしたら趣味の方の納めが全部終えるのだが…。

さあ、きょうの掃除、どこから手をつけるか。どうも気がすすまないなー!

乖離

2012-12-24 | 社会
※上の写真参照(東京新聞が公示直前に行った世論調査と、東京都の25選挙区に立候補した134人を対象に行ったアンケートの比較)

消費税増税や原発、憲法問題などが大きな争点だった今回の総選挙について、17日付の東京新聞が、民意と選挙結果に大きな隔たりのある結果となったと報じています。


原発ゼロの世論が約6割がを訴えていたのに、東京の25選挙区でも自民党圧倒的な勝利。25人の中で脱原発を求める当選者は28%にとどまった。また、消費税増税について世論調査では反対が55・6%だったのに増税勢力が多数を占め、憲法九条問題では、調査では改憲の反対と賛成が拮抗(きっこう)していたのに、選挙結果では改憲し「国防軍」を明記すると主張した自民党が勝利。維新も含めた「改憲勢力」が3分の2を占めた。

今回の総選挙で自民党が得た全有権者に占める得票率(絶対得票率)は、小選挙区で24.67%、比例代表で15.99%にすぎないのに当選が294人、全議席の79%を占めた。
現行の小選挙区制ほど、民意の反映しない制度はない。そういう意味で、今回の自民党の勝利は小選挙区制がつくりだした「虚構の多数」です。

この選挙結果について、いま、多くの識者やマスコミなどからも、「制度に問題がある」と見直し論が噴出しています。
ただ、自公民3党は、唯一民意を反映する比例定数の削減を狙っている。民意を切る捨てる定数削減でなく、民意を正確に国会の議席に反映する制度への見直しこそが必要だ。
民意が議席に反映されないという、それこそが今回の選挙での最大の教訓でなないだろうか。