風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

地デジ騒動

2011-05-30 | 日常
度々のNHKの催促?に負けて、ついに我が家のテレビも地デジに変えることになった。
実は、今回の2台の購入費用は息子が出してくれるというので、大きさを言って購入に関しては任せていた。ネットで少し安く買えようで、設置はオレがして、ちゃんと受信できた。…そこまではよかったのだが、古いテレビをどう処分するかでもめた。

電気屋さんで聞いて見ると、大きさにもよるが、リサイクル料と運搬料等で一台6,000円もかかるという。中には、「引き取りはしません」というところもあった。今回処分するのは大小合わせて4台なので、〆て2万円くらいかかるという計算になる。

処分にそんなに取られたら安く買った意味がないので、オレの知り合いの「処分屋」さんに聞いたら、「一台1,000円くらいで引き取る」という。オレが心配して、「リサイクル料より安くて大丈夫?」と聞くと、向こうも、オレの問の真意がわかったようで、「それは心配ないです。大丈夫」という。

これは儲けたと思って息子にいったところ、「そんな値段で出来るはずがない、ヤバイ業者では。不法投棄などされたら、こちらも罪を問われる」というのだ。オレは安い方をと思い、いろいろ説得したのだが息子は頑として首を縦に振らない。

そんなこんなで結局、郵便局に行って各メーカーの決めているリサイクル料金4台分約1万円を支払い法に則った手続きをした。ただし、リサイクル品引取り所までは自分で持って行かなければならないということで、翌日、オレが車で運んで、一件落着となった。

それにしても、息子の頑固さにはちょっと参った…。まあ、仕方がないか、オレの血を引き継いでいるのだから。

東京人

2011-05-29 | 日常
5時の開店に合わせるように居酒屋に入り、カモの燻製をアテに熱燗を飲みながら店主と話していると、一人の男が入ってきてオレの二つ奥の席に座った。

しばらくして、「いらっしゃい」の声とともに、もう一人の男の客が入ってきてカウンターの一番奥に座った。男は、この店は初めてのようで少し戸惑っている様子だった。「それ、頂いちゃおうか」など、その話しぶりからして、どうも関西人ではなさそうだ。

少しの間、3人とも無口で飲んでいたが、オレは口の中がムズムズしてきて、辛抱できんようになって口火を切った。最初は、取り留めもないことをしゃべっていたが、そのうちに震災や原発事故の話になってきた。

一番奥の客、用事で高槻に来ている東京人だとわかった。そのうち、酒も入ってだんだん話が盛り上がってきたころ、この東京人が言った。「東京都民や大阪府民に支持さた知事だけど、あの傲慢で、自分の言うことは絶対正しいというような、上から人を見下すような石原や橋下は大嫌いだ」と。そして、「懲罰で脅し、日の丸・君が代を強制し、従わない者は首を切るというなやり方は絶対許せない」とも。

まあ、今までも居酒屋やスナックで多少は政治の話もするけど、この東京人ほどはっきりと自分の考えをいう人は珍しい。おれは、そんな東京人をすぐに気に入った。早速、メモ用紙に「近くに知り合いのスナックがあります。行きませんか?」と書いて若い女性店員に、持って行ってもらった。

メモを見た東京人はオレの方を見て、目でOKサインを出した。オレが先に出て店の前で待っていたら、間もなく東京人が出てきた。スナックへの道すがら失礼を詫び、誘った訳を話したところ、向こうさんもえらく喜んでくれた。

焼酎のお湯割りで乾杯し、自己紹介をした。この東京人、歌も好きで3曲ほど歌った。オレが言うのもなんだが、なかなか上手かった。
会話は大いに盛り上がった。3杯ほど空けたところで、「ホテルの門限があるので…」というので、「また大阪へ来られた折にぜひ会いましょう」と名刺をもらって固い握手で別れた。もらった名刺を見てみると、この東京人、狛江市で手づくりパン店を営んでいる人だった。

オレもしばらくして店を出て降りしきる雨の中、駅に向かって歩いた。肩にかかる雨は冷たかったが、あの東京人の心意気に触れてオレの心の中は温かかった。雨の夜の居酒屋が取り持つ男同士の出会いだ。

Iさん、ありがとう! いつの日になるかわかりませんが 再会を楽しみにしています。その時はまた、焼酎のお湯割りを飲みながら、語りましょう、歌いましょう。

“手法”

2011-05-27 | 社会
「鳥取県議6人でよい」と発言し、平井鳥取県知事から、「余計なお世話だ」と反論された橋下知事。二日後に、「暴走した発言でした。すいませんでした」と述べた。この発言を、“またか、彼らしい言い方や”で済ませることはできない。

橋下知事が率いる「大阪維新の会」は、府議会定数を現在の109から88に削減するという。この提案に、「議員が減ればその分を他に使えるのでは」という議論があるが、そう簡単に考えていいのだろうか。

もしそれが実現すると、維新の会の議席は、4月の選挙の得票率40%で得た議席占有率は現在の52%から61%になるのだ(自由法曹団大阪支部のシュミレーション)。要するに、得票は40%でも議席は60%以上を得るという、まったく民意(投票結果)を正確に反映しない議会になるのだ。結局、それは多様化する府民の声を切り捨てることになるのではないだろうか。

マスコミを利用して世間にインパクトを与える発言をし、抵抗勢力を作り、自分のやりたいことを強行するという「手法」は、すでに我々が経験してきた“小泉流”の“二番煎じ”なのだ。
我々はあの“小泉改革”で“えらい目”に会ったのを忘れてなならない。

ついにユキの目が…

2011-05-18 | わんちゃん
ユキ、このごろ、ほとんど目が見えなくなってきたの。3年前くらいから目薬をしてもらっていたけど、やっぱりよくならなかったの。

1年くらい前から、夕方や少し暗い所に行くとあんまり見えなくて、歩くのがこわかったの。そんな時は、おばちゃんやオッチャンが抱っこしてくれていたの。

このまえ、夕方の5時ごろ、オッチャンと散歩していた時に歩道から足を踏み外して一段低くなっている車道に落ちちゃったの。ケガしなかったけど、オッチャンが目を離したスキに。

家の中で水を飲む時は、置き場所までは今までの感?で、だいたいわかるの。傍までいって、顔を動かしてみて、飲み口に触ってわかるの。もちろん、ご飯の時は匂いでわかるし。

おばちゃんやオッチャンの声はよく聞こえるけど、一人ぼっちになった時は、心細いの。おばちゃんが二階へ行ったら、すぐ階段下からクンクンと呼ぶの。そしたら、おばちゃんが迎えにきてくれるの。

体の方は、この前の健康診断でも持病の肝臓以外は悪いところもなく、食事も節制しているのでメタボではなく元気。目が悪くなった分、耳と鼻は今まで以上に敏感になったみたいだから、それでなんとかなるの。

目が見えないのは不便だけど、おばちゃんとオッチャンが優しくしてくれるので、ユキは幸せよ。

ここが気になる①

2011-05-16 | 日常

この写真は、地元島本町第二中学校の硬式テニスコート横のトイレ。このコートは、学校のクラブの生徒らが使う他、使わない時間帯は一般に有料で貸している。

オレらのサークルもよく使うのだが、数年前からトイレがボロボロになっていた。1年前に、オレも、知り合いの町会議員からも役場に改善を要請した。その結果、役所が行った処置が写真の通り。

あれから1年数か月、取り換えもしないし撤去もしない。あまりのお粗末な処置に開いた口が塞がらない。役所曰く、「あのトイレは危険ですので使わないでください。トイレは離れた校舎のトイレを使ってください」とのこと。校舎のトイレ?は山を少し下って、歩いて行ったら、往復7~8分もかかるのだ。必要だから設置したんと違うんか。

それともう一つ、ここにある、以前使えた水道の蛇口が元栓を閉めてしまって使えなくなっているのだ。理由は、「いたずら?で出しっぱなしになっていたことがあった」というもの。もしそうなら、ひねった時にだけ出て離すと閉まる蛇口にすればいいだけのこと。

スポーツ時の脱水症状やねん挫などを起した時になくてはならないのが水なのだ。スポーツ施設から水道を奪ってしまうなど、まったくど素人のすること。
ぼやいてばかりいられない。これは、ヘタをすれば人命にもかかわることなのだ。