風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

「花子とアン」・・・やはりドラマ?

2014-09-27 | 日常

NHK朝の連続ドラマ「花子とアン」が今日で終了しました。
みなさんの中にも、ずーと観られていた方も多かったでしょう。私も、その一人でした。

ドラマ終盤の、日本が戦争に突き進んでいく中での主人公の生きざまを描いた場面について、ほんとうにあれが歴史の真実だったのでしょうか。
どうも、ドラマの筋書きが面白くて、ついついドラマの内容(村岡花子像)がほぼ史実だと思って観ていたということはなかったでしょうか。

もちろん、このドラマは、歴史を検証する番組ではなく、あくまでも〝ドラマ〟ですから、必ずしも、史実に忠実でなかったらダメとは言いません。
しかし、歴史上の人物(このドラマでは、村岡花子について)を描く場合は、やはり史実に忠実であってほしいと思うのです。

ここに、「花子」の史実について書かれたブログがあります。
このブログに書かれていることが、歴史の真実だとしたら、ドラマ「花子とアン」は、「面白いドラマだった」と言えても、「いいドラマだった」といえるでしょうか。
楽しく観させてもらった「花子とアン」にケチをつける気持ちはありませんが・・・。
※文中の「ブログ」(青色フォント)をクリックすると「花子とアン」についてのブログに繋がります。
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〝売り物がない〟? 大相撲

2014-09-26 | 日常

大相撲秋場所で快進撃を続けるモンゴル出身の新入幕逸ノ城が27日の14日目、横綱・白鵬と対戦することになったという。
逸ノ城は今日、26日鶴竜とも対戦し、新入幕力士が横綱2人と当たるのは71年ぶりだという。

大相撲秋場所は25日、12日目を終えて、全勝の白鵬に逸ノ城が1敗で続いる。
逸ノ城は今場所、三役経験者を次々と破り、さらに11日目には稀勢の里、12日目には豪栄道と大関にも連勝した。

不祥事がつづき、日本人の横綱が出てくる気配もない、勝ち越すのに窮々している弱い日本人大関、大相撲の危機と言われて久しい。相撲協会は〝売り〟を探していたのだろう。
ここに来て、新星のように若く強い力士が出てきて、次々と上位を打倒していくのは観ていて面白いが、逆に言えば、これしか今の大相撲には〝売り〟がないということ。ちょっと悲しくさえなる。

こんな〝売り〟しか見せられない相撲協会に〝喝〟だ。
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今月のお薦め曲 「桜が咲いた」

2014-09-16 | 趣味
昨夜、テレビのある歌番組に歌手の日野美歌が出ていた。
日野美歌といえば、「氷雨」(1982年)、デュエットソング「男と女のラブゲーム」(1986年)が大ヒットしてご存知の方も多いと思います。
ただ、最近ではテレビの歌番組にも時々しか出ていないし、ヒット曲もあまりない?ようだ。

その後の彼女は、歌の道に行き詰って2005年には、25年間在籍していた所属事務所から移籍(独立)した。「ジャンルに囚われない人の心根に息づく普遍的な歌の世界を目指す」と。
その頃のインタビューで彼女はこんなことをいっている。「人生で行き詰まってもいい……桜もそうじゃないですか。冬が無いと桜は咲かないと言いますよね。人間も一緒だなって・・・」と。
現在は、個人事務所(有)桜カフェ の代表取締役として本格的に独立して活動を開始している。

彼女が作詞した曲には「桜」のタイトルがつくものが多く、事務所の名前にも「桜…」がついている。
「桜」が大好きと言い、この日も桜模様のドレスを着ての出演だった。
彼女は番組の中で、「2003年春から作曲家の馬飼野康二先生の勧めで作詞を始めるようになった」といって、この日は、歌凛(かりん)というペンネームで初めて作詞したという「桜が咲いた」(作曲:馬飼い野康二)いう曲をを歌った。

彼女は、1962年12月生まれ。円熟味を増した彼女の歌声を聴いてすっかり虜になってしまった。
よかったら聴いてみてください。



※「桜が咲いた」の歌詞はここから
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楽しみ・・・「花子とアン」

2014-09-15 | 日常
今日、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の後に、「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」とう番組がありました。
番組は、「異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う」というもので、今回の出演は、「花子とアン」の脚本を書かれている中園ミホさんと「ごきげんよう、さようなら」でおなじみの美輪明宏さんでした。
内容については、「美輪の恋愛観から女の友情まで白熱トーク!」と、たいへん興味をそそる内容で、非常に興味深いものでした。

番組の最後の方で、「花子とアン」のこれからに話が及びました。
ご存知のように、同ドラマの収録はすでに終わっていて、現在、放映されている内容は、1945年(昭和20年)4月の東京大空襲の中で、戦争に翻弄されながら懸命に生きる、それぞれの家族や人たちを描いています。

もちろん、二人ともドラマのこれからについては詳しくは話されませんでしたが、次のように述べられたことが印象的でした。
(※お断り。 録画していませんでしたので、発言をすぐにメモしたのですがすべて正確ということではありません)
中園・・・「一番観てほしいところがこれから始まる・・・」「(ドラマの内容と)今の時代に似ているんです。なにか戦争に突きすすんでいるようで・・・」
美輪・・・「文化が戦争をなくす一番の力だと思います・・・」と。

NHKと言えば、籾井会長が就任会見で「政府が右だと言ったら左と言うわけにはいかない」いい、特定秘密保護法については「決まったからしょうがない」とのべ、大きな批判を受けました。
今、、ラジオ通の方ならよくご存じの元NHKアナウンサーの山根基代さんとか村上信夫さんなど、NHK退職者の1500人をこえる方が、「公共放送を政府の宣伝機関にしてはならない」と、籾井会長の罷免を求めて名前を出して声を上げられ話題になっています。
ドラマ「花子とアン」の話ではありませんが、公共放送が時の政権の宣伝機関になるのか、国民の立場に立って真実を放送し、戦争ではなく平和のために役立つ機関として役割を果たすのか、今、大きな曲がり角にきているのではないでしょうか。

中園さんと美輪さんを登場させ、二人の発言をカットしないで?放送したNHKの現場の人たちの頑張りに賞賛を贈り、敬意を表したいと思います。
がんばれ、NHKのOBも現役の人たちも!

※15日の放送は再放送で、たぶん、再々放送はないと思います。
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わが町にも土砂災害の危険が

2014-09-03 | 社会
                         ※写真は2013.9の住宅地(百山)の土砂崩れ

私の住む島本町(大阪府三島郡)は人口3万人の町です。
北西部は山が連なり、東南部には桂、木津、宇治の三川(淀川)があります。
面積の73%が山・丘陵地です。

私の家は昭和40年代に山を切り開いて宅地化した傾斜地にあります。
戸数は120戸ほどで、私の家は住宅地の下の方にあります。
実は、この住宅地の上の方のとその裏山が「土砂災害防止法」による「土砂災害危険区域」になっているのです。
そんなことで、今回の広島市の土砂災害は他人事ではありません。

そこで調べてみら、びっくりです。
わが町、島本町にはこんなにも危険箇所があったのです。(大阪府・島本町の資料より)
■土砂災害警戒区域 66箇所
■土砂災害特別警戒区域 40箇所
※以上は土砂災害防止法で指定されたもの。
その他の危険箇所(区域)
■急傾斜地崩壊危険箇所 22箇所(本町に影響する高槻市の危険箇所2箇所を含む)
■土石流危険渓流 27箇所
■地すべり危険箇所 0箇所
■山腹崩壊危険地区 25箇所
■崩壊土砂流出危険地区 15箇所
注・一部重複があります。

今回の広島市の災害後、担当大臣は「『土砂災害防止法』の見直しを含む対応を検討」と語っています。
もちろん対策はやってもらわなくてはなりませんが、大きな被害と犠牲者を出してからというのが何としても悔しい。
もう、「想定外だった」は許され!
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