風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

秘密?の自主トレ

2008-08-27 | 趣味
9月15日に社交ダンスの「発表会」がある。いろいろな団体、サークルが日ごろの練習の成果を披露するというもの。

わがサークルはタンゴで出場することになり、いま練習は詰めの段階だ。当日までの練習はあと3回。俺はダンスを始めて2年余りで初出場なので非常に不安だ。

8組(16人)が4組づつ対称になって踊るのだ。ステップは全部で50くらいあり、頭の悪い俺はこれを覚えるだけでも大変。

自主トレ(シャドー)で何とかステップだけは覚えたが、いざ踊ってみると、“姿勢が悪い”“曲に合ってない”“間隔が開きすぎ、詰まりすぎ”等々、先生のダメ出しがキツイ。

2時間の練習中の休憩もいつもの半分の5分。それも“立ち休憩”だけ。冷房は効いているがみんな汗だく。

先週、みんなが心配していた?パートナーの発表があった。以前、パートナーのことでもめたみたいで、先生は悩んで決めたらしい。俺は誰でもよかったが先輩のKさんと組むことになった。

今日の練習からそれぞれのパートナーと組んでステップを踏んだ。最初のうちは少しぎこちなかったが、何度か踊るうちにだんだん息が合ってきた。
Kさん、よろしくお願いしま~す。

さあ、今夜も雨が降らなかったら秘密の場所に自主トレに行こう。

秋ですネ~

2008-08-26 | わんちゃん
 (お尻を向けてごめんなさい。自慢のマッシュルームのような尻尾です)

夏が終わった~。秋が来た~。ワン!
ホント、今年の夏は暑かった。もう少し、この暑さが続いていたらダウンするところだった。

オッチャンもユキのことを思って散歩も控えめにしてくれたし、ほとんど毎日クーラーを入れてくれた。
おかげで、夏痩せもせず、元気に秋を迎えることができた。
オッチャンありがとう。ワン!

この間、おばちゃんが「あ~あ~ この夏の電気代はいくらになるか心配やなぁ~」といっていた。

ゴメン。みんなに迷惑かけて。クスン!

生い立ちの景色④ ツクツクボウシ 

2008-08-13 | 生い立ちの景色
1951年9月。5歳の夏。

夕方になってもツクツクボウシが喧しく鳴いている。風呂の木戸窓からは出はじめた稲穂の向うに沈む夕日がよく見えた。俺は風呂桶に浸かりながらこの景色を見るのが好きだった。

棟続きに納屋があり、その一角に牛小屋がある。納屋とは屋内で行き来ができるようになっているせいか、牛に集る蚊が俺らの方にもやってくるので、やたらと蚊が多い。
牛は目を瞑って(寝てる?)いても尻尾だけは鞭のようの動かして、蚊を追い払っている。一晩中やっているのか?不思議だ。

晩飯時はいつも蚊とのたたかいだ。風が入ってくる窓際にかんてき(七輪)を置き、そこで杉の枝葉を燻べる。煙がムクムクで蚊はどこかへ逃げていくが、俺らは煙たくて煙たくて涙ぽろぽろ、飯を食ってるどころではない。(蚊取線香はなかったの?)
晩飯の後は蚊に食われないようすぐ蚊帳の中に入った。

この蚊帳に入る時、一匹でも蚊が入ってしまうと夜中に「蚊たたき」をやらなければならないので注意が必要だ。
まず、団扇でパタパタと入るところの蚊を追い払い、サッと蚊帳の裾を最小限まくって入るのがコツだ。

布団に横たわると少し冷ゃーとして気持ちよい。極楽極楽。
俺は腹這いになって脚をバタバタさせ手を交互に大きく旋回させクロールの練習をした。

ラジオからはNHKの「アチャコ青春手帖」が聞こえてきた。
俺は蚊帳の中から「もうちょっと音を大きくして!」といった。

腰がくびれて、ヒップアップに効果?

2008-08-07 | 日常
朝夕のワンちゃんの散歩時にやっている「体操」を紹介しちゃいます。
断っておきますが、これをやったからといって、誰にでも「効果を保証するものではありません」。その点は、くれぐれも自己責任で。
ただ、そこそこ食って、飲んで、昼寝をしている俺がメタボにならないで、「スマートな身体」(他人が言う)を保っているので、少しは効果はあるのでは…。
俺は、他人が見ていると恥ずかしいので、人がいない時や夜にやっているが、“恥ずかしくない”という方は、いつでもどこでもどうぞ。

【自己流歩行体操】
【注 意】
・①②③の歩行は、歩幅を大きくすると効果はありますが、大きすぎると膝を痛めます。
・毎日だと疲労で効果が低下し、故障の原因にもなります。2日~3日の間隔を空けてください。
・くれぐれも無理をしないで、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう

【体操内容】
少し大き目の歩幅(普通より5~10cm大きく)で10歩、普通の歩幅で10歩を交互に3回。
後方歩きも同じように少し大き目の歩幅で10歩、普通の歩幅で10歩を交互に3回。(地面にでこぼこがあるところでは転倒しないように注意を)

足先内向き(ハの字型)で少し大きめの歩幅で一直線上を歩くように10歩。次に、足先外向き(逆ハの字型)で10歩(それぞれ交互に3回)。

歩幅を少し大き目でカニのヨコ歩きを右へ10歩、左に10歩。それぞれ交互に3回。

足を交差させながらヨコ歩き。右足前交差10歩。左足前交差で10歩。それぞれ3回。(歩行時、前傾姿勢にならないように)

両手を横に広げ、右膝を左胸に、左膝を右胸に交互に引き寄せるように歩く。それぞれ5回ずつ3回。

両手を横に広げ、右足の踵を左の尻、左足の踵を右の尻につけるようにして歩く。それぞれ5回ずつ3回。


※⑤⑥の時に上半身を下半身と反対側に捻るとより効果的です。

中国人実習生の悲痛な叫び “日本の人たちといっしょに楽しく仕事がしたい” 

2008-08-03 | 社会
 【訴える谷美娟(グビケン)さん(右)と馮桂芹(ヒョウケイキン)さん】

先日行われた全労連(全国労働組合総連合)全国大会での、中国人実習生の訴えを紹介します。(全労連非正規センターCWAC-netより)

【谷美娟さんの発言】
 谷美娟(グビケン)と馮桂芹(ヒョウケイキン)といいます。
外国人研修・技能実習制度の問題で、いま裁判闘争をたたかっている「中国人技能実習生訴訟」の原告として、わたしたち自身の問題を報告します。

 わたしは、日本で働きたいと思い、中国の派遣会社に4万元を払い、日本に来ました。4万元は、日本円で70万円くらいです。中国では、3年分以上のお金です。このお金は、親戚と親の友人に借りました。また、中国の派遣会社との契約に違反をしたら、保証人になってくれた従兄から15万元、つまり、250万円以上も払わされることになります。 
 
 2006年の4月、私は、フェリーで下関に着きました。到着すると、すぐに会社の社長からパスポートと印鑑を取りあげられ、車で天草の工場まで連れて行かれ、その日のタ方6時から夜の9時まで仕事をさせられました。私は、長時間の移動でフラフラでしたが、断ることはできませんでした。
 わたしたちの仕事は、ワコールの女性用下着の縫製です。中国で社長から面接を受けたときには、働くのは午前8時半から午後5時半までと聞いていたのですが、実際には夜10時頃まで、遅いときには夜中の3時まで働かされました。厳しいノルマが終わらないと、社長が怖い顔で、テーブルを叩きながら、「ノルマは多くない」「バカ」などと怒鳴るので、仕事をやめることはできませんでした。休みは、月に1回くらいで、自由に外出することもできませんでした。

 こんなに働いても、給料は月に6万円で、残業代は時給300円しか出ません。給料は、来日してすぐ、社長に銀行に連れて行かれて作らされた銀行の通帳に貯金させられ、印鑑と一緒に社長がずっと管理していました。社長は、この通帳と印鑑を使って、私の給料を使い込んでいました。
 寮は、1部屋に12人でした。お風呂は1人用で、12人が交代で入っていました。ゆっくり眠ることもできず、仕事の疲れがたまって、とても辛かったです。
 協同組合の人や理事長からは、「あなたたちの要求が、日本人と同じなら、中国人を使う必要なかったじゃない」などと言われ、とてもショックを受けました。会社や協同組合は、私たちの尊厳を踏みにじっています。絶対に許せません。
 
 わたしたちは裁判に訴えました。わたしたちは、希望をもって日本に来たのに、こんなに辛い目にあわせられるとは思ってもいませんでした。わたしは、わたしたちを3年間、奴隷のように働かせるこの制度は、すぐにやめてほしいと思います。
 わたしたちは、いま、やさしい日本の人たちに支えられて生活しています。そんな日本の人たちといっしょに楽しく仕事ができる日が、一日も早く来ることを、心から望んでいます。
 今日は発言の機会を与えていただき、ありがとうございました。