風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

小雨にけむる美山芦生

2016-11-20 | 日常







写真は、上から友人宅(ちしゃの木庵)の上流、下流、対岸の、それぞれの景色。下は、店の横の小川。

友人が南丹市美山町芦生でそば処をやっているので、紅葉を兼ねて行ってきた。
現地は小雨に煙るあいにくの天気だったが、それがかえって晩秋の景色を醸し出していた。
この日は車の助手席だったので、到着して挨拶もそこそこに景色をあてにビールをいただいた。
美味しいそばと山菜のてんぷらを食味しながらビールがすすむ。
ここ芦生は庵主の奥さんの里。今は彼も地に溶け込んで村の人たちと村おこしに頑張っている。
23日で今年の営業が終了する。まもなくに雪が降り、芦生坂尻の山村にも本格的な冬がやって来る。
この日は、お客さんが多かったので、あまり話ができなかった。
たまった話は、またの再会の時にと芦生を後にした。
※庵主のブログはここから

大山崎町 観音寺の紅葉

2016-11-15 | 日常








大山崎町(京都府)の観音寺(通称:山崎聖天)に行ってきました。
ここには、樹高20m~30mくらいの4本の銀杏の樹があり、毎年、その紅葉(黄葉)を楽しみにしています。
もうそろそろかなと思っていましたが、まだ薄黄緑でもう少しという感じでした。
あと4、5日も朝晩の冷え込みがつづけば、真っ黄色な落葉によって、樹の下は黄色のじゅうたんを敷いたようになる。
それはそれは見事なものです。
その頃に、もう一度訪れてみようと思っています。

雨の繁昌亭

2016-11-08 | 日常


大阪市内での用事を済ませ、帰り道に天満天神繁昌亭に寄ってみた。
いつもは観光客が多いところですが、この日はほとんどそれらしき人はいなかった。
4時過ぎだったが、すでに赤い提灯に灯が入り、小雨に煙る繁昌亭辺りは何とも言えない情景を醸し出していた。
しばらくの間、その雰囲気の中に浸っていた。

1人で悩まず「地域労組」に、まず相談を

2016-11-06 | 日常




〝1人でも入れる〟〝困ったときに頼りになる〟労働組合、北摂地域労働組合の定期大会に参加。
労働法制改悪のアベ政治とたたかい、仲間を増やそうと参加者全員の心が一つになった大会でした。
終了後、和やかな懇親会が持たれました。

【紹介】
2016年労働組合入門わくわく講座 第1章(第1章から5章まで、補講もあります)

苦悩し、たたかうジャーナリスト

2016-11-01 | 社会

30日に、現毎日放送報道局番組センター ディレクターの斉加尚代氏の講演を聞く機会があった。
話は、自身が製作に携わった「MBS 報道 ドキュメンタリー映像´15(2015年09月27日深夜放送)『なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち~』を製作して」という題だった。
「沖縄の新聞2紙を潰せ」と攻撃を受ける中、一貫して沖縄県民の立場からペンをとりつずける「琉球新報」の編集局記者を取り上げたものだった。
昨今、商業大手新聞の読者減がつづき、読者の購読料より企業(それも大企業の)広告収入の方が多くなる中、大企業に厳しい記事が書けなくなってきている状況に置かれている。
新聞の紙面を見ても、半分以上が企業広告で占められていて、直接紙面を作ることに携わ人員よりる広告取りに必死になって動き回る社員が多くなり、社内には、広告取りに携わる社員の方が紙面つくりの人たちより「幅を利かす」という状態があると言われている。

斉加さんは「テレビ報道の職場環境」「評価のモノサシが変化」してきていて、権力の攻撃に対して「配慮や忖度」、「報道職場が委縮」していることが非常に心配と、実感を込めて語られた。
そのうえ、番組作りについて「経済に左右=経費削減」「過酷な労働環境」「コンプライアンスの要請」「視聴率」という環境の中で、ますます番組つくりが厳しくなってきていると述べられた。
そして最後に、「いま、私たちジャーナリズムに求められるものは「どこを向いて仕事をするのか、誰のための公平性か」が問われていると語られた。

ジャーナリズムの置かれている厳しい状況の中で良心と正義感を持って頑張っておられる方たちに敬意を表したい。